AppleのiTunesに搭載されていたPing機能が廃止に

当サイトの記事には広告が含まれます
Apple Mini Retail Store – Stanford Shopping Center

 アップルが9月30日でPing機能を廃止すると発表しました。iTunesを使っていると、Pingという文字があるので、いったい何の機能なんだろう?と思いつつも、一回も使うこと無く、サービスが終わりになってしまいました。

 調べてみると、このPingは2010年の秋からサービスが開始されていて、自分のお気に入りのアーチストをフォローしたり、別の人の音楽の好みを知ることができたりする機能があったようです。

 好きなアーチストの情報に、Facebookで「いいね」をしたような感じなのでしょう。サービスが開始された当初は大々的に発表があったものの、その後はあまりこの機能に関して聞くこともありませんでした。サービスの利用者数もそんなに伸びなかったのでしょう。

itunes

 今年の5月にはティム・クックCEOの「廃止を検討する」というコメントが出ていたそうです。ネットで反応を見ても、残念だというコメントはあまり見ないので、今回の廃止という判断は正しかったのではないかと思います。

 今回のPingについては、もしかするともとからFacebookと連携してサービスを提供していたら違っていたのかもしれません。

 今回のiOS6の地図サービスでもそうですが、どちらかと言えば、Appleは自前でサービスを提供する方向に舵を切っているように見えます。その作戦がうまく行くのかいなかが気になるところです。

コメント