先日、東京都の日の出町にある、イオンモール日の出というショッピングモールへ行く機会がありました。
こちらはとても巨大なショッピングモールで、週末にもなると、周辺から大変にたくさんのお客さんがやってきます。この日は日曜日だったのですが、本当にたくさんの人で賑わっていました。
その中でも、特にたくさんの人で賑わっているエリアがありました。ちょうど、建物の入り口から入って、大きなロビーになっているところです。TSUTAYAや未来堂書店にも面しているエリアでした。
何の人ごみなのだろう?と思い近づいてみると、HONDAのN-BOXが数台、展示されていました。単に自由に乗り降りできるようになっているだけなのに、本当にたくさんの人が興味深そうに見ています。どちらかというと、若い家族の比率が多かったように思います。ちょうど、N-BOXに興味を持つ年齢層とイオンモール日の出にくるお客さんの年齢層が近かったのかもしれません。
私たちも、この機会にどんなクルマなのか、観察してみました。広告の通り、車内がとても広いことには、ただただ驚きます。軽自動車でこれだけの室内空間を確保することができた技術には頭が下がります。特に後部座席に座ってみると、前の席とのシートの感覚が十分にあいていて、とても快適でした。
この広い空間はどうやって生み出されているのかというと、同じHONDAから発売されているコンパクトカー「FIT」で採用されているセンタータンクレイアウトが用いられています。HONDAの軽自動車としてセンタータンクレイアウトははじめて採用されました。また、エンジンルームも圧縮することにより、室内長が長くなっているようです。また、軽自動車なのに後部スライドドアを採用しているのも小さい子どもがいる家族にとっては便利な装備です。
今回のN-BOXの発売によりHONDAはダイハツ工業やスズキに軽自動車の販売に迫っているそうです。昨年はHONDAの軽自動車国内シェアは8.6%だったのに対して、今年の1月から7月はシェアが倍増して16.9%になりました。OEMで軽自動車を調達している日産自動車を抜いて、国内第三位になっています。
今後が楽しみな軽自動車だと思います。
【2024年9月27日追記】
「N-BOX」が2023年度 新車販売台数 第1位を獲得
Hondaの軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」の2023年度(2023年4月~2024年3月)における販売台数が218,478台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得したことが発表されています。年度の新車販売台数において3年連続、軽四輪車 新車販売台数においては9年連続の首位獲得となっていて、その強さが判ります。2023年10月には3代目のモデルが発売されています。
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