今朝、早朝にiPhone4SのOSをiOS5からiOS6へアップデートしました。途中、ウトウトと寝ていたこともあって、正確にどのくらいの時間がかかったのかがよくわからないのですが、1時間程度では終わったのではないかと思います。
見た感じは、そんなに大きな変化はありません。ただ、地図がひどいことになっているということが評判になっていたので、さっそく新しい地図アプリを起動してみました。
確かに地図アプリを起動して、現在地周辺を見てみると、何となく、スカスカな感じがします。建物の名前も入っていませんし、駅の形もわかりません。例えば、新宿駅の周辺を表示させると、その縮尺によっては新宿駅がある部分は広大な空き地があるようにも見えてしまいます。ただ、詳細地図を表示していくと、駅の形など、見えなかったものが見えるようになります。
日本の地図については、インクリメントPという会社が提供しているようです。この会社の地図がそんなに貧弱なわけではないのですが、なぜこんなことになってしまったのかは、とても不思議な感じがします。
ほかにも表示が誤っている場所は多数あるようです。
たとえば、「パチンコガンダム駅」。
☆iPhone『iOS6』のマップが表示している謎の「パチンコガンダム駅」に行ってみた | ロケットニュース24
海の上に駅
☆海の上に駅… 間違いだらけのiPhone地図 :日本経済新聞
ただ、iOS6の地図はベクトルデータで提供されていることが、iOS5までとの大きな違いになります。従来の地図はイメージデータを表示していたので、地図を拡大、縮小すると、その縮尺にあったイメージデータが呼び出されて、再描画されます。ベクトルデータであればスムーズに拡大、縮小を行うことができます。従って、チューニングが進んで行けば、もしかすると潜在能力は優れているかもしれません。
ネットで対処方法を探してみると、グーグルマップのページをiPhoneのSafariでひらいて、iPhoneのホーム画面に登録することで、まるでアプリケーションのように扱うことができるという情報があったので、まずはその通りにしておきました。
また、9月21日にはアプリケーションのアップルへの審査提出を終えているという情報も流れています。公式な発表ではないのですが、英国の新聞「The Guardian」が報じた情報として、MacRumors、ガジェット速報を通じて知りました。これが事実であるとすれば、YouTubeの公式アプリも公開されていますが、これと同じ流れということになります。
iOS6の地図が充実されるまでのあいだ、今までのマップアプリが使えるようになるのはとても良いkとだと思います。もしも公開されたら、すぐにインストールをしておこうと思います。
【2012年9月26日追記】
昨日、アプリは特に作っている事実はないと説明があったようです。従って、従来の地図を見たければ、ウェブブラウザを使って見なければいけない状況が続くようです。
【2012年10月1日追記】
日経ビジネスオンラインで、iPhone5の地図はなぜこけたのか?という特集記事が公開されました。もともと道路系が得意な地図を使ったが、非道路系の情報に誤りが多いという分析になっていました。日本ではインクリメントPの地図が使われていると言われていますが、いくらカーナビ向けが得意とは言え、ここまで非道路系に弱いわけはなく、他にも理由はあるのではないかと思います。
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