iPhone5は何となく事前のリーク情報を上回るようなサプライズがあまりなかったので、売れ行きがどうなるのか非常に気になっていたのですが、少なくともアメリカでは売れ行きが好調なようです。
今回流れていた報道は、アップルオンラインストアで初回の出荷分を1時間で完売してしまったというものです。また、複数のオンラインストアがその予約の負荷に耐えきれず、システムダウンが発生したという報道もありました。
日本のソフトバンクのショップでも以前であれば、iPhoneの予約が始まると、ソフトバンクのシステムがダウンしてしまうということが恒例で発生していたのですが、今回のiPhone5の発売ではダウンするようなことは無かったようです。これが、システムを強化したことによる成果なのか、予約が分散したことによる結果なのかはまだよくわかりません。
米国のオンラインストアでは米西海岸時間14日午前0時に予約を受け付けたタイミングでは出荷日が9月21日と表示されていたようなのですが、約一時間たった頃から、それよりも後の出荷日が表示されるようになり、また同日午後3時には出荷日が2から3週間後という表示になったので、今回の報道につながったようです。
昨年の10月にiPhone4Sを発売したときには初回出荷分の完売には約1日がかかりました。そして、発売から3日間で300万台を売りました。日経新聞によれば、今回のiPhone5については最初の3日間で500万台は売れるのではないかと言っているアナリストもいるようです。
ただ、何しろアップルからの正式発表は特に無いため、初回出荷分として、iPhone4Sのときと同じ台数分だけ確保できていたのか否かも判りませんので、今の情報からだけで判断するのは危険な気もします。
このiPhone5の好調な販売状況から14日の米国株式市場ではアップル株が買われて、一時期は上場来高値の696.98ドルをつけました。また終値ベースでも691。28ドルをマークしています。
アップルの好調さがこのまま持続するのが否か、数日後にはアップルから出荷台数などの情報について発表があると思いますが、それを待ちたいと思います。
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