9月6日に米国Amazonで新しい製品の発表がありました。現地時間の午前10時30分を少し回ったところで開始されましたが、開場の2時間も前から報道陣が集まっていたそうです。そして、今回の説明会への参加希望者は4000人近くもいたそうです。
今回、発表された製品は下記の通りです。
・従来のKindle
新しいフォントの搭載
ページ送りを15%高速化
価格 $69
発売日 9月14日
・Kindle Paperwhite
フロントライト付き
6インチの電子インク ディスプレイ
ピクセル数が62%増加
コントラストが25%向上
厚さ 9.1mm、重さ213g
価格 WiFiモデル $119、3Gモデル $179
発売日 10月1日
・Kindle Fire HD
高精細なハイビジョン画質の動画に対応
CPU TI OMAP4470 (7インチモデルは4460)
無線LAN 2.4GHzに加え5GHzに対応
画面サイズは8.9インチと7インチの2機種
解像度 8.9インチモデル 1920×1200
内蔵メモリ 16GB (従来は8GB)
前面カメラ
2つのスピーカー
二つの無線LAN用のアンテナ
書籍の音声読み上げ機能
高速通信サービス(LTE)対応 (8.9インチ版のみ)
価格は7インチ版が$199、8.9インチ版が$499
発売日は7インチ版が9月14日、8.9インチ版が11月20日
・Kindle Fire 価格$159
画面サイズ 7インチ
解像度 1024×600
高速なCPU 1.2GHz OMAP 4430(デュアルコア)
バッテリー持続時間の改善(8時間→8.5時間)
RAMが2倍の1GB
44%の処理速度向上
9月15日より出荷開始
今回のイベントでは、時期的に考えて日本市場においてKindleを販売することが発表されるのではないかと噂されていました。しかし、残念ながら日本市場における展開に関しては、特に発表はありませんでした。
Amazonでは7月に日本向けにもKindleのサービスを近日中に開始するという告知を公式サイトで実施していました。ところが、それから2ヶ月経っても、まだ詳細が発表されないのは、やはり何か問題があるのでしょうか。2ヶ月も経過すると,感覚的にはさすがに「近日」というのが厳しくなってきていると思います。
コメント