LTEに対応した「楽天スーパーWiFi」が始まります

当サイトの記事には広告が含まれます
kobo-wifi

 最近、iPhone5の登場や高速データ通信のLTEサービス開始など通信に関する話題がとても多くなって来ました。もしも、通信の自由化が二十数年前に行われていなかったら、こんなことにはなっていなかったのかもしれません。以前は高速なモバイル通信は高嶺の花でなかなか利用できない状況もありましたが、通信技術の進歩や利用者の増加に伴い価格の低下も進んで、ずいぶん使いやすいものになってきました。そんな状況の中で、楽天スーパーWiFiというサービスが開始されました。

2024年10月1日追記

 現在は楽天スーパーWiFiというサービスは提供されていません。楽天ではMVNOサービスによる携帯電話サービスを開始したことに続いて、現在では自前で回線網を構築して、楽天最強プランというサービスを全力で展開しています。3GBまでのデータ通信量であれば月額税込1,078円から使えるほか、税込3,278円でデータ通信を無制限(負荷を大きくかけた場合は制約がかかる可能性あり)で利用できる太っ腹なサービスです。こちらでレポートしています。

スポンサーリンク

楽天スーパーWi-Fiサービス開始

 そして、今度は楽天から「楽天スーパーWiFi」を開始するという発表がありました。9月19日より予約が開始されており、サービス自体は10月1日に開始されます。

 こちらのサービスは、イーアクセスが提供するEMOBILE LTEという次世代のモバイル向け高速通信サービスを楽天のブランドで展開するものになります。

利用料は月額3880円と魅力的

 月額3880円という安さで業界最速レベルのモバイル通信環境を手に入れることができるということで、とても魅力的なプランだと思います。

 また、いかにも楽天という雰囲気の特典も準備しています。

  • 契約期間中の2年間は楽天市場での買い物に対して、通常購入の場合の3倍の楽天スーパーポイントがもらえること
  • 下記二つのうちどちらかを選ぶことができること
    • 楽天のkobo touch進呈
    • 楽天スーパーポイントを5000ポイント進呈

 イーアクセスから見ると、大々的に販売してくれる窓口ができたことで、大幅な販売増につながる可能性があること、楽天から見れば単に販売に伴う手数料が手にはいるだけではなく、電子書籍リーダーや動画配信などすでに楽天が提供しているサービスと組み合わせることで新たな付加価値を提供できることを想定していると思います。

ルーター

 このサービスで用いられるルーターは、名刺サイズになっていて、とても持ち歩きやすいサイズになっています。重さも140gしかありません。連続利用時間は9時間です。これだけの時間で使えれば、外出先で困ることはまず無いと思います。

 本機一台で最大で10台の端末を同時に接続することができます。

 楽天スーパーWIFIの公式サイトはこちらになります。

☆楽天スーパーWIFI 公式サイト

 サービスが開始されたあとの評判についてもチェックしていこうと思います。

【2021年2月22日追記】

申し込み受付終了

 楽天スーパーWi-Fiは2016年1月をもって申し込み受付を終了しました。その後は格安SIMの取り扱いを楽天モバイルで始めました。

 また、2020年4月からは楽天では自社が第四のキャリア(携帯電話会社)として事業をスタートさせています。現在は自社で精力的に基地局の増設を行っていますが、基地局がないエリアではauのネットワークを使ってサービスをしています。

 先着300万名までは一年間無料という太っ腹なキャンペーンを実施していますので、私や家族も楽天に加入しました。

コメント