台湾の経済紙が次期iPhoneのテスト生産を12月から始めることについて掲載したことで、日本の各報道機関も13日に一斉に報道がありました。
まだ、iPhone5が発売されたばかりのタイミングでもあり、一部モデルについては品薄状態が解消されていません。こんな時期から次のモデルの生産開始が話題になるというのは、極めて異例なことだと思います。
今まで、iPhoneについては、ほぼ一年ごとに新製品が発売されてきました。二年ごとに大きな見た目の変更があり、その場でバージョン番号が変わり、その間ではCPUの能力アップなどマイナーチェンジがありました。このときはSの文字がついています。
もし、来春に新型iPhoneが発表されるのだとしたら、さすがに大きな変更は難しいと思うのでCPUの性能アップやメモリーの増強といった形になるのではないかと思います。
心配なことは、あまり、製品の更新サイクルを短くしすぎると、開発現場に無理がかかってしまって、製品の品質を十分に確保することが難しくなるのではないかという面です。
特にiOS6が公開された際に、地図の品質が非常に悪かったことについては、大きな話題になりました。モバイル機器にとって地図は不可欠なものであるにもかかわらず、あれほど完成度が低いものを公開したことは非常に残念に思ったことです。近年のアップルではあそこまで酷かったものは無かったような気がします。
短サイクルでの新機種の投入と品質の確保をどのような形で両立するのか、今後のアップルの動きに注目したいところです。
【2024年9月10日追記】
結局、NTTドコモにMNPで通信業者の変更をして、2014年3月にiPhone5sに乗り換えました。こちらでレポートしています。
その後、2018年までiPhone5sを現役で使い続けました。とても使いやすい端末だったと思います。
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