12月5日に日産自動車のセダン「ブルーバード シルフィ」の後継車が発売されました。その名前は「シルフィ」です。
今回の発売により「ブルーバード」という名前が日産自動車のラインナップの中から外されることになりました。ブルーバードはまだ日本が成長が大きく成長を続けていた1959年に発売が開始されました。約半世紀にわたる間、日産自動車を代表する中型車の看板車種でした。
その後、コンパクトカーが流行ったことやミニバンブームなどで、セダンそのものの人気が無くなってしまい、販売が低迷していました。私自身はクルマの免許を取ったときに自動車学校で運転をしたのが、このブルーバードシルフィの教習車でした。初心者でも十分に運転しやすかったことを覚えています。
本車種のライバルはトヨタのコロナです。特に1960年代から1970年代にかけては、コロナとブルーバードが熾烈な戦いを繰り広げていた時期もありました。
従来のブルーバードシルフィよりも新しいシルフィは車幅が65mm広がりました。これに伴い、5ナンバーから3ナンバーになっています。また、車高は15mm下げて安定感を前面に出しました。
新しいシルフィは燃費も良くなり15.6Km/リットル(JC08モード)となっています。また、この車種は日本国内だけではなく全世界で年間50万台の売り上げを見込んでいます。ブルーバードシルフィでは2000ccのエンジンが搭載されていましたが、排気量は1800ccのエンジンが搭載されています。
今回、ブルーバードの名前が消えたことに対して日産自動車では、「象徴的な車名であり、将来復活する可能性もある」と説明しています。
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