Android端末のシェア増加等の要因により米国アップル株の下落

当サイトの記事には広告が含まれます

apple store

12月5日の米国ナスダック市場で、アップル社の株式が一日で6%以上下落しました。一日の下げ幅はかなり大きく四年ぶりの下げ幅だったそうです。

タブレット型端末やスマートフォンの分野では、ずっとアップル社が独走状態を続けて来ましたが、最近はAndroid OSにかなり追い上げられています。今後、急速にアップル社の勢いにかげりが出るのではないかという観測があります。


特に調査会社のIDCが発表した見通しでは、アップルのタブレット市場での市場シェアが2011年の56.3%から2012年は53.8%に低下するという情報が株式市場に不安を与えました。逆にアンドロイドの市場シェアは2011年の39.8%から2012年は42.7%に上がると予測されています。

確かに身の回りでは、以前はスマホではiPhone、タブレット端末ではiPad を使っている人の割合が多かったと思いますが、最近ではandroidのスマホやタブレットを使っている人を数多く見るようになりました。すでに、スマホやタブレットで出来ること、たとえば音楽を聴いたり動画を見たり、地図を確認したり、カーナビ変わりに使ったりといった機能面では、iOSでもandroidでも大きく違いは無くなってきました。iOSの圧倒的な優位性は無くなってきたと思います。

アップルはiPhoneやiPadに圧倒的な付加価値を付けることが難しいのだとすれば、iPod、iPhoneやiPadに変わる何か新しい製品を発売しなければいけない転換点にまで来ているのかもしれません。

スティーブジョブスに変わる新体制で、この先どんな進化を辿るのか、非常に気になる局面になってきました。

コメント