DREAMS COME TRUEの曲に「未来予想図」および「未来予想図Ⅱ」という曲があります。これらの曲をテーマにして作られた映画が、こちらの映画になります。2007年10月に公開されました。ドリカムのこの曲は好きなので、DVDをレンタルして見てみました。
主人公は宮本さやか(松下奈緒)、そしてその彼氏が福島慶太(竹財輝之助)です。この二人は大学生のときに出会ってつきあい始めました。宮本は大学を卒業後に本当は出版社で編集をしたかったのですが、夢はかなわず印刷会社の一般職をしています。また、福島はスペインの建築家であるガウディに憧れており、建築事務所に入りました。
卒業旅行では2人でスペインのサグラダファミリアを見に行きます。このサグラダファミリアは1882年に着工された教会の建物ですが、100年以上がたった今でも建築が続けられています。しかも、ガウディは詳細な設計図を残していないうえ、構造を検討した模型などもスペインの内戦で破壊されてしまいました。従って、わずかに残されたデッサンや職人の伝承などを通じて、建築が現在でも続けられています。この建設作業に携わっているメンバーの一人に日本人がいて、この日本人とも話しをします。
この映画は全編にわたって、この宮本と福島のラブストーリーなのですが、二人のすれ違いなどもあり、中盤ではなかなかやきもきとさせられます。その後、終盤に向けて物語が展開をしていきます。
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