先日、岩手県の八幡平市に行きました。宿に二泊したのですが、どちらの日も最低気温が-8度と予報されていました。
氷点下になる地域でクルマを停める際には、パーキングブレーキが凍結してしまう可能性があるそうです。従って、平坦なところに停める際には、シフトレバーをPの位置にしておくだけにして、パーキングブレーキはかけない方が良いという話しを聞いていました。
パーキングブレーキを制御するためのワイヤーが保護シールドの中にたまった水が凍るせいで動かなくなるそうです。ここはアイドリングストップして暖機運転をしても熱が届かないところのようで、これだけでは発進できません。
もし、こうなってしまったら、ワイヤーの部分をドライヤーで暖めたり、お湯をかけたりして、何とかして溶かす必要があります。最悪はJAFのお世話になる必要があるかもしれません。
しかし、一泊目にはこの話しをすっかりと忘れてしまい、パーキングブレーキをかけたままで、朝を迎えてしまいました。
翌朝、クルマを走らせるときには、もし凍結していたらどうしようと思いつつ、まずはフットペダル式になっているパーキングブレーキを解除してみました。すると、問題なく解除が完了して、パーキングブレーキのランプも消えました。ただ、凍結していても、ここまでは同じらしいです。クルマを動かさなければわかりません。
そこで、恐る恐る、シフトレバーをDにしてみたところ、クリープ現象でクルマが少し動きました。どうやら大丈夫そうです。
今度はアクセルを少し踏んで見ると、問題なくクルマが動きました。日産ラフェスタというミニバンなのですが、少なくとも凍結しやすいような構造にはなっていないのかもしれません。
二泊目はこんなドキドキとしたくなかったので、もちろん、パーキングブレーキはかけませんでした。もちろん、3日目の朝は何の問題も無く発進することができました。
教習所ではパーキングブレーキは必ずかけるように指導されますが、寒冷地の教習所ではたぶん教え方が違うのではないかと想像しています。調べてみると、やはりこんな情報がありました。
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