2013年2月27日、amazonは画面解像度が1920×1200ドットの8.9インチ液晶パネルを搭載した「Kindle Fire HD 8.9」の日本向け予約受付を開始しました。モデルはストレージ容量の違いで二種類あります。
・16GBモデル 2万4800円(税込み)
・32GBモデル 2万9800円(税込み)
発売予定日は3月12日となっています。また、amazonからの直販の他、,エディオン、キタムラ、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ピーシーデポ、ビックカメラなどの小売店店頭でも販売が予定されています。現物を確認できるというのは、とても安心だと思います
Androidタブレットでは、Tegra3が採用された商品が多いのですが、こちらのモデルでは高解像度液晶ディスプレイを搭載したこともあって画像描画能力に高い性能が要求されるため、Texas Instruments製「OMAP 4470/1.5GHz」が採用されています。Tegra3よりも「40%メモリが多く,ウェブブラウザでのJavaScriptの処理速度が速い」のだそうです。グラフィックスコアはPowerVR SGX544が採用されています。これは,「1秒間に120億回の浮動小数点演算を可能」という驚くべき能力を持っています。昨年の12月に発売されたKindle Fire HDでは「1秒間に62億回」発表されていましたので、約2倍の性能を持っていることになります。
AV用途に使われることを想定して、通常のタブレット端末よりもスピーカーには配慮があり、本体の左右端に2基ずつのドライバから構成される「デュアルドライバ・スピーカー」を搭載しています。入出力端子は、パソコンとの接続と充電用にUSB 2.0対応Micro-Bを1ポート、そして画面出力用のMicro HDMI出力端子があります。無線LANは5GHz帯(IEEE 802.11a/n)と2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)対応です。
気になるバッテリー駆動時間は10時間とされています。もし持ち歩いたとしても、まるまる使い続けるようなことをしない限り、1日間は充電しなくても安心して使い続けることができそうです。本体のサイズは240(W)×164(D)×8.8(H)mm,そして重量は567gです。
この商品、これだけの高解像度液晶ディスプレイを搭載しているにもかかわらず、3万円以下で入手することができるというのは、非常に魅力的な値段だと思います。
Amazon APPstoreからアプリケーションを入手する形になりますので、通常のタブレットとは使い勝手が変わります。こちらに比較記事がありました。
☆どちらがお得? Google PlayとAmazon Appstore (TechTargetジャパン) – Yahoo!ニュース
少し気になるタブレットがまた増えてしまいました。
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