1月29日にAppleから新しいiPadのモデルについて発表がありました。今回は新しいモデルとは言っても、搭載しているメモリーの量を128GBにしたモデルを追加するのにとどまっています。従来の最大容量は半分の64GBのモデルが最大でした。
128GB版の価格はWi-Fiモデルが66,800円、Wi-Fi+セルラー版が77,800円となっています。タブレットの中では、とても高価格な部類に入ると思います。
これで、iPad本体の中にたくさんの画像や動画、音楽などを持ち歩くことができるようになりました。
この機種はこの機種として、存在価値は高いとは思うのですが、いたずらにモデルが増えて行くのは、アップルらしくないような気もします。
アップルとしては、iCloudのようなソリューションも持っているので、さらにクラウドの概念を進化させて、タブレット本体にはほとんどデータを持たずにセンター側にデータを集中させるコンセプトを加速させるのか、それとも、メモリーなどの価格が安くなってきたので、クラウドを使う範囲は限定的にして、タブレットの方にデータを保有することを加速するのか、そのコンセプトを明確にしても良い時期のようにも思います。
今回発売されたモデルは、そのコンセプトが曖昧な時期に発売されただけではなく、その値段もかなり高額なので、ちょっと今後の動きがさらに迷走を深めることにならないか心配になる製品だと思いました。
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