3月13日の日経オンラインで、米国の調査会社による予測が記事になっていました。この予測によれば、タブレット端末向けの基本ソフト(OS)で、現時点ではAppleのiOSがシェアがトップなのですが、年内にはAndroidがトップの座を奪うのではないかという予測です。
Androidの台頭
すでに、スマートフォンの基本ソフトでは、Androidがシェア一位になっていますが、これと同じ傾向がタブレット端末でも押し寄せてくるという予測になります。
これからタブレット端末を購入する層は、学生や子ども、お年寄りなど幅広い層に広がって行くことが想像されます。そのときは、iOSの滑らかな使いやすさというよりは、コストパフォーマンスが重視されることは間違えありません。
iPad miniはやはり魅力的な端末ではありますが、もし横にNEXUS 7が並んでいたら、値段の安さで後者を選ぶ人が多く出てくるのではないかと思います。
また、iOSについてはAppleが販売する端末のみが選択肢になりますが、Androidについては、NEXUS意外にも豊富な選択肢があります。その値段も安いものでは、7980円といった商品まであります。
タブレットに実装できる機能については、かなりの部分がiOSでもAndroidでも区別なく豊富に実装されてきています。また、その上で走行するアプリケーションについても、両者ともに豊富に揃っています。徐々にAppleとしては、差別化が難しい状況になってきました。
Appleが価格競争に巻き込まれて行くということはあまり想像したくないので、できれば、消費者があっと驚くような新しい何かを端末に実装して巻き返しをはかってほしいと思っています。
AmazonのFire HDタブレット
Amazonが販売しているFire HDタブレットも価格が安い中では同価格帯の製品と比較して価格が安く使いやすいタブレットです。唯一、Androidとは違ってAmazon独自のストアからしかアプリをインストールできない制約がありますが、ネットで検索すると、通常のAndroidタブレットと同様に利用することができるカスタマイズ方法が紹介されていたりもします。
実際に利用してみてのレポートをこちらで紹介しています。
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