いつも、本を購入する際には、楽天スーパーポイントの消化を兼ねて、楽天ブックスで購入していました。iPhoneに楽天ブックスのアプリを入れてあり、ここから簡単に注文ができます。
しかし、今回購入した際には、パソコンのブラウザで楽天市場の公式ページを開き、そこの検索ボックスに購入したい本の名前をいれて検索して見ました。
すると、何だか「中古」と書かれた安い本もヒットしてきます。一体、何事だろう?と思い、その本を扱っているお店を確認して見ると、ブックオフオンラインと書かれていました。
今まで、ブックオフオンラインは単独でネットショップを立ち上げて運営されていましたが、楽天の中にも開店したようです。単独のショップで売れた方が楽天に支払う手数料がいらない分だけ良いのでしょうが、販路を増やすためには楽天への出店も致し方無いという判断があったのではないかと思います。
また、楽天にとってみてもブックオフが出店すると直営の楽天ブックスの売り上げが減る可能性がありますが、ブックオフからの手数料を貰った方が有利という判断があったのではないかと思います。
新しい本が2000円以上するのに、ブックオフなら数百円しかしないので、今回はブックオフオンラインで購入して見る事にしました。
楽天ブックスであれば、購入した日か、もしくはその翌日には発送をしてくれるのですが、さすがにブックオフオンラインでは、そこまで迅速な対応はできないようです。発送まで1日から3日と書かれていました。ブックオフオンラインだけで在庫を管理しているのではなく、何か独特なノウハウがあるのかもしれません。
そして、注文した翌日になって、下記のメールが送られてきました。
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ブックオフオンライン楽天市場店をご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
本日のメールは担当:XXがお送りいたします。お客様よりご注文いただいた商品のうち 検品作業において一部商品不備が判明いたしました。
商品名 :XXXXXXXX
不備理由:マーカーでのライン引き上記商品については代金をいただけるお品物ではないと判断し 誠に勝手ながら無料にて同梱させていただきます。
わずかでもお役に立てれば幸いでございます。
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普通であれば、本を買い取ったときに、検品をして値付けをすると思うのですが、発送前にも検品をしたようです。その中で、ラインマーカーが引かれたページがあったのでしょう。さらには、代替品を探しても、同じタイトルの本は見つからなかったのでしょう。
本当に読むに値しないような、酷い状態の本であったとすれば、たとえ無料であっても送られてくるのは迷惑なだけになってしまいます。どんな状態の本が送られてくるのかが気になるところです。
【2024年9月2日追記】
電子書籍の普及と古本
紙の書籍を購入すると保管場所の確保が大変なので、最近では電子書籍を購入する場合が多くなってきました。楽天のSPUを上げるために楽天KOBOを利用することが多いです。
電子書籍で書籍を購入しても、実は所有権は自分に移転していません。あくまでも、クラウド上にある電子データを読む権利を与えられているだけという位置づけです。クラウド上のコンテンツを自身の端末にバックアップすることもできますが、単なるバックアップでしかなく他の人にそのデータを転売することはできません。
このようなガードがかかってしまっているので、紙の書籍のように読み終わった本を古本屋に売るということは出来なくなってしまいました。逆に古本屋から中古の電子書籍を安く購入することもできません。デジタルデータはコピーしても劣化しないので、中古書籍として流通すると新品の書籍が売れなくなってしまうという事情はよく判るのですが、手軽に古本を購入できないと本を読む人がますます減ってしまうのではないかと思います。
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