セントラルキッチンでの「とんこつラーメン店」の原価が安くて驚き

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とんこつ

NEWSポストセブンの記事がYahoo!ニュースで取り上げられていました。その中で、とんこつラーメン店の原価構造に関する記事がありました。

とんこつラーメン店の中には、替え玉を無料でサービスしているお店があります。このお店はどうして儲けが出ているのかが気になっていました。

この記事によれば、麺もスープも自社工場で一括生産しているようなところでは、麺の原価は20円弱、スープの原価は40円程度で提供できているそうです。そして、トッピングのチャーシューやネギ、海苔などを含めても、原価は一杯80円程度なのだそうです。

これならば、替え玉くらいを無料で提供しても、店の利益に大きく影響するようなことはありません。

幸楽苑などは、中華そば一杯を300円程度で提供していますが、この原価構造から考えると、店代とか労務費を考えても何とか利益が出ることがわかります。

ただ、スープを店舗でこだわりをもって作っていたり製麺所から美味しい麺を仕入れたりしていると、事情は変わってくると思います。

私が子どもの頃は、一杯400円程度がラーメンの相場だったと記憶していますが、最近のこだわりのラーメン店では、一杯800円前後のお店も珍しくありません。

これは、本当にこれくらいの値段にしないと、営業して行くことが難しいのだと思います。これだけの価格でもお客様を呼び込み続けなくてはいけないので、美味しい味を保ち続けるのが大変なのでしょう。

これからも、工場一括生産方式で効率的にラーメンを提供するチェーン店と、こだわりの味でお客さんを唸らせるお店の二種類に分かれて行くのではないでしょうか。

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