iOS6が公開されたことにより、それまでiPhone標準の地図がアップル提供の地図アプリに差し替えられました。このときに大きく問題になったのが、地図データの品質です。
JR青梅線にパチンコガンダム駅があるなど、色々なところで地図の不具合が見つかり、大きな問題になりました。Apple社では他社製の地図アプリを使うことを推奨するほどの問題です。
そんなiPhoneの標準地図が改善されたという情報が舞い込んで来ました。特に地図アプリのバージョンアップがあったわけではないのですが、センターに置かれている地図データそのものの品質がよくなりました。少なすとも、パチンコガンダム駅についてはなくなっています。
駅の形状が判るように進化
また、駅の形状がわかるようになりました。具体的には建物だけではなく、プラットホームも描かれるようになり、駅であることがわかるようになりました。こちらは、新宿駅になります。
また、その後には地図アプリの方もアップデートされました。こちらは、地図のベクトルデータ上にどの縮尺から店舗のマークなどを表示するかと言った微妙なタイミングが調整されたようです。
まだ、以前の地図ほどの完成度には至っていませんが、今後の改善によって、どれくらい実用的な地図になるか、少しずつ希望が持てる状態になってきたとは思います。
【2024年10月3日追記】
改善が進むAppleの地図
Apple社の地図はその後も進化を続けています。2024年10月2日もアップデートがあり、JR東日本エリアのルート検索を実施すると、同社のえきねっとへのリンクが表示されて、そこからスムーズに必要な切符を購入できるようになりました。探索したルートを引き継げる点が手間いらずで便利です。
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