先日、NTTドコモのXperia、SO-02Eを入手して使っているのですが、iPhone4Sと比較すると、バッテリー消費が非常に大きいのが気になりました。たとえスマホを使っていなくても、バッテリーが無くなって行きます。
色々な対策を講じる中で、標準的にインストールされているアプリケーションが相当のバッテリーを消費していることがわかりました。SO-02Eの場合には、Xperiaのアプリもインストールされていますし、また、ドコモのアプリまでも最初からインストールされています。
最初にまず使うことがないアプリはアンインストールしようと思いました。
設定→アプリ→すべて
で全アプリケーションの一覧を出して、使わないアプリを開いていきます。そして、アンインストールをしようとするのですが、なぜかアンインストールすることができません。アップデートの削除というボタンはあるのですが、アンインストールというボタンがありませんでした。
しかし、標準でインストールしているアプリのうち一部はアンインストールができないようになっているようです。これらのアプリをどうすれば良いのか調べてみると、無効というボタンを押せば良いようです。アンインストールをすることはできないのでディスクスペースは浪費しますがバッテリーは余計には使わなくなります。
また、無効というボタンが表示されていなくても、アップデートの削除のボタンを押して削除したあとは、無効のボタンが現れるアプリもありました。これで、無効にすることができます。
中には、この無効にすらできないアプリもあります。無効のボタン自体が非活性化されている場合です。これは諦めるしかありません。
一連の作業を効率的に進めていくためには、「無効化マネージャー」というアプリを使うと便利です。このアプリをインストールすると、利用者が無効化をすることができるアプリだけを一覧化してくれて、どんどん無効にしていくことができます。あまりにも操作しやすいので、つい調子に乗って、システムっぽいアイコンの付いたアプリまでもを無効にしてしまったのですが、流石にこれはやりすぎだったようで、メールが着信できなくなったり、動作が非常に遅くなったりと悪い面が出てしまいました。現在はシステムっぽいアイコンのアプリはすべて有効にしてあります。
ドコモとしては、たとえiPhoneを取り扱ったとしても、自社のサイトに顧客を誘導したいので自社アプリを導入したいのでしょう。ただ、特にドコモ製のアプリにバッテリーをたくさん使ってしまうアプリがあります。できれば、標準で搭載するアプリの量は最小限にとどめて欲しいものです。
一時期、富士通のFM/Vというパソコンが最初から山のようなアプリケーションをインストールして売ることで、消費者から見たときのお買い得感を演出して売り上げを伸ばしていた時期がありました。しかし、アプリケーションがたくさんインストールされているほどパソコンの動作が遅くなってしまう傾向があり、買ったあとに一生懸命にアプリケーションをアンインストールするという作業が出てきてしまっていました。今のドコモのスマホを見ると、当時の光景が目に浮かんできます。
こうして考えてみると、AppleのiPhoneはよくできていると思います。ソフトバンクのものを使っていますが、ほとんど不要なアプリはインストールされていませんでした。
ドコモも早くアプリケーションてんこ盛りにして販売するのはやめた方が良いのではないかと思いました。
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