東京スカイツリーへの電波の引っ越し

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晴天と東京スカイツリー

産経新聞の記事に、東京タワーから東京スカイツリーへの電波塔移転に関連して、東京スカイツリーからの受信障害の件数が予想を上回っていて、予定していた5月末までの移転が困難になってきているという記事がありました。

現在、在京テレビ局では番組の途中などで、試験電波の発信を通して、受信障害が発生している家庭の洗い出しを行っています。

しかし、4月20日と21日だけで、4000軒の対策が必要な世帯が新たに判明してしまったそうです。4月22日までの累計では約10万件以上にも及ぶ要対策世帯が見つかったというのですから、本当にすごいことだと思います。

東京スカイツリーはあれだけ高くなったのだから、東京タワーのときよりも電波が届きやすくなって、こんなにたくさんの受信困難な世帯が出てくるとは思っても見ませんでした。

やはり、東京都は西の方向に細長くて、そたらからみると東京タワーとは微妙に立っている方角が異なるので、電波の伝搬に影響が出る場合があるのでしょう。

こちらは、東京スカイツリー移行推進センターの公式サイトです。

☆移行推進センター

東京スカイツリーからの試験放送が受信できなかった場合にはこちらのサイトを確認すると良いと思います。

私自身はケーブルテレビに加入していますので、東京タワーであっても、東京スカイツリーからの電波であっても受信状況に全く変化はありませんでした。

5月末のタイミングで東京スカイツリーへ引越しができないと、今度は参議院選挙の政見放送が始まってしまうので、さらに大きく移行のタイミングは遅れるのではないかと新聞には書いてありました。

すでに、東京スカイツリーは観光名所としては抜群の威力を発揮して、東武鉄道の経営にまで大きく貢献していますが、肝心の本来の目的である電波の発信ができない状況が続いているというよは、何だか悲しい話だと思います。

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