5月下旬にアップルでは日本国内におけるiPodやiPadなどの値段を値上げしていました。これは、昨年末来続く円安の反映です。いつかは、Macも値上げされるであろうと言われていましたが、とうとうそのときが来ました。
6月11日にパソコン類の直接販売価格を引き上げています。対象の製品は、ノートパソコン、およびデスクトップパソコンの両方に及びます。
一番安い商品では、MacBook Proの13インチモデルが従来の10万8800円から11万8800円へと1万円の値上げ、iMacの21.5インチモデルが10万8800円から12万8800円へと2万円の値上げとなっていて、かなり懐に与える影響は大きいです。ちょうど、円安が2割りほど進行していますので、ちょうどその分が価格に転嫁されたような形です。
ちょうど昨日、アップルではサンフランシスコで開発者向けのイベント、WWDCでの基調講演が行われましたが、その時期を狙っての値上げということになるのでしょうか。
他社が販売しているパソコン類は今のところは円安が販売価格に転嫁されている様子がない中、アップルが先行しての対応という形になっています。また、需要がスマホやタブレットに移行していて、パソコンは販売面での苦戦が報じられています。今回の値上げがMacの販売量にどのように影響を与えるのか、気になるところです。
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