Visa Touch/Smartplusのモバイルサービス終了

三菱UFJニコスカードが発行しているENEOSカードを持っています。以前、ガラケーを使っていた際に、Visa Touchを使っていました。

こちらのサービスを利用すると、携帯電話に付いているFericaチップを使って、クレジット決済が行えるようになります。特にENEOSのガソリンスタンドではVisa Touchに対応している給油機が多く、給油をする際に財布を持ち出さなくても胸ポケットから携帯電話を取り出すだけで決済ができるのでとても便利でした。

ところが、スマホに乗り換えた途端、Visa Touchが利用できなくなってしまいました。スマホ用の対応アプリが公開されていないためです。技術的にはスマホのアプリを開発すれば使えるようになるはずなのですが、一向に公開される様子はありませんでした。この頃から、あまりVisa Touchを今後も普及させることにはあまり積極的ではないのではないかと思っていました。

そして、昨日になりますが、三菱UFJニコスから「Visa Touch/Smartplusのモバイルサービス終了に関するご案内とお知らせ」という葉書が届きました。サービスの利用期限にかかわらずに、2014年6月末日をもって終了することが決まったようです。

さらには2013年10月以降に発売される新機種携帯電話に機種変更する場合は、新機種側ではビザタッチ、スマートプラスが利用できなくなってしまうそうです。

モバイル型ビザタッチおよびスマートプラスアプリの初期化／削除のお願いが書かれていましたが、今となってはこのアプリがインストールされていた携帯電話は押し入れの中に大事にしまわれてしまっている状態です。

ただ、いつまでも磁気ストライプ＆ICが埋め込まれたプラスチックのカードだけでは他社との競争が不利になってしまうものと思います。ドコモのIDやモバイルSUICA、edyなど電子マネーは便利なので、VISAカードにおいても、今後何らかの形でサービスが展開されることを期待しています。

【2015/01/07追記】

Visa Touchのサービスが終了してからしばらく給油時ではクレジットカードを直接、機械に差し込んで使っていたのですが、最近、また非接触で決済ができるようになりました。

セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードを新しく作ったのですが、このカードではIDとQuicPayを使うことができます。この2つの申し込みを行い、ドコモのXperia Zで使えるようにしました。

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ENEOSや昭和シェル石油などではQuicPayを使うことができる店舗があるので、こちらで便利に使っています。また、ENEOSカードはこれに伴いガソリンスタンドで使うことがなくなったので解約しました。