中国の何処かで、藻が大繁殖して真緑に染まっている様子がテレビのニュースで報道されていました。工場排水や家庭排水の過剰な窒素分などの溶出が原因ではないかと言われていたと思います。
先ほど、有楽町線から中央総武線に乗り換えようと、地上のホームに立ったところ、お堀の方から何だか異臭がしてきました。
何の臭いだろうと振り返ってみると、何とお堀の水が真緑になっています。どちらかと言うと、明るい緑色で何だか気持ちが悪いです。こちらが写真になります。
今まで、何回かこのホームの上には立ったことがありますが、こんな色のお堀は始めて見ました。過去の記事を調べてみると、2008年に同じように悪臭を感じたことがありました。この正体は「アオコ」で水中の植物プランクトンが大量に増殖したものです。
ただ、このときは堀の水の色がここまで緑色になっていなかったように思います。
やはり、お堀にも窒素分は多いでしょうし、最近の猛暑日で水温も上がっているのでしょう。溶存酸素量なども影響しているのかもしれません。
色が気持ち悪いだけでは無く、臭いがするところが厳しいと思います。このまま、気温が解消すれば落ち着くのか、それともお堀の水の浄化にまで手をつけなければいけないのか気になるところです。
なお、東京都では外濠浄化プロジェクトを実施しているので、この効果にも期待したいです。
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