北京から羽田へ戻る全日空機で特に見たい映画もなかったので、液晶モニターの機能をいろいろといじって見ました。
メニューの中に、通信、接続というものがありました。これは何かと開いて見ると、
・シートtoシートメッセージ
・USBメディアプレーヤー
の二種類がありました。
まず、シートtoシートメッセージですが、その名の通りに、他の座席に座っているお客さんと、メッセージのやり取りができます。
メッセージ作成のメニューにしてみると、まるでメール作成画面のようなものが現れました。
コントローラから文字を入力することができます。宛先はシート番号をそのまま入れるようになっています。宛先を間違えれば、そのまま違う人に読まれてしまいますので、細心の注意が必要ですし、また秘密の情報は送らない方が良いでしょう。
続いて、USBメディアプレーヤーですが、これもその名の通りに、座席にあるUSB端子に音楽ファイルの入ったUSBメモリを差し込んでおくと再生してくれるようです。どんな圧縮形式に対応しているのかはわかりませんでした。
ものは試しに、iPhoneをUSBケーブルでUSB端子に接続して見たところ、何も変化は起こりませんでした。
あまり、音楽ファイルが入ったUSBメディアを持って歩いているような人はいないと思います。iPhoneやiPodを持ち歩いている人の方がよっぽど多いと思いますので不思議な機能です。
飛行ルートおよび現在の場所を地図上で表示してくれる機能もありました。日本時間の午後7時15分現在で山陰地方の山岳地帯を飛行していました。
あとは、スカイショップの商品選び、空港や税関などの説明などがあります。
ニュース番組は午後7時過ぎの段階でも、朝のNHKニュースが放送されていました。日本を飛び立つ前の番組しか搭載できないようです。飛行中に衛星放送の受信ができれば、最新の情報が放送できると思うのですが、やはり技術的に難しいのでしょうか。
ゲームはあまり凝ったものはありませんでしたが、ついつい、将棋にはまってしまいました。対戦相手のコンピュータの強さは、上級、中級、初心者の三種類から選ぶことができます。
今回のような短距離路線であれば十分な機能でしたが、10時間以上かかるような長距離路線では、これだけの機能でも、まだ、物足りないかもしれません。
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