今日は本社のビルに出かけて、午後4時から始まった会議に出席していました。40人くらいが出席している、かなり大きな会議体です。会議が終盤に差し掛かったところで、午後5時少し前に、全員の携帯電話がけたたましく鳴りはじめました。
何が起こったのかと、iPhoneの画面をみてみると、緊急地震速報を知らせる画面になっていました。揺れくるコールというアプリケーションをインストールしているので、ロックを解除すると、このアプリケーションが立ち上がりました。
奈良県で震度7と表示されています。東京にも、あと34秒で震度3の地震が来ると予測されていました。東京の揺れはたいしたことがないですが、関西周辺は大きな影響があるかもしれません。被害の状況を確認すると数分後に連絡がありました。
マグニチュード2程度の地震はあったものの、有感地震にはならなかったようです。まずは被害が無かったこと、本当に良かったです。
その後、気象庁から今回の緊急地震速報に関する記者会見が18時過ぎから開催されました。これによると、マグニチュード2.2の地震が発生したのと同じタイミングで、三重県沖に設置されている地震計が地震とは異なるノイズを観測し、これにより大きな地震だと誤信して緊急地震速報が発出されたのだそうです。
ぜひ、ノイズに対する対策は万全に再発防止策をうってほしいところです。しかし、誤報を恐れるがあまり、フィルタリングを強くしすぎて、速報を流す場面で流れないような事故を発生させてもいけません。今回の緊急地震速報により新幹線を停めるなどの措置もとっているので、国民生活には影響が出ています。しかし、ある程度の誤報は許容しないといけないのかもしれません。
緊急地震速報自体は直前に身構えるためには効果がありますので、今後も精度の向上に期待したいところです。
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