9月20日(金)に発売されたばかりのiPhone 5sですが、9月23日(月)に吉祥寺へ行く機会があったので、いくつかのお店を見てまわったところ、まだ在庫を持っているお店がいくつかありました。たとえば、ヨドバシカメラ吉祥寺店では携帯キャリア、容量、カラー別に在庫が表示されており、とても判りやすかったです。この中ではスペースグレイについて在庫があるようでした。
iPhone5Sは発売されたばかりでも在庫が多いのはなぜ?
今まで、新しいiPhoneが発売されると、予約分と行列に並んだ人の分で在庫が全てはけてしまい、あとは細々と輸入された商品も予約した人に順番に渡していくような形になり、店頭で在庫が確認できるようになるのは、発売からかなりの日数がたったあとでした。しかし、今回は購入出来る色は限られてしまうものの店頭で在庫を購入することが出来てしまいます。とても不思議な状況だと思いました。
こちらのページではヨドバシカメラにおけるキャリア別のiPhone 5sの在庫状況をWEBで確認することができます。
☆ヨドバシ.com-iPhone 5c/5s 在庫状況のご案内
9月23日(月)午後9時の段階で上記のページを見てみると、au版およびソフトバンク版については、スペースグレーが相当数、各店舗に残っています。しかし、NTTドコモ版については非常にごく一部の店舗を除いては全て売り切れの状態になっていました。各キャリア別の入荷数がどうなっているのか判りませんが、もしかすると3キャリアの中ではNTTドコモの売れ行きが良いのかもしれません。
新製品は売り切れの状況が続くと、レアだという印象が人々の中に浸透して、「欲しい」と思ってしまうような現象を伴う場合があります。しかし、店頭に行けば、いつでも入手出来る状態となってしまうと、「また今度買えばいいや」と思ってしまい、なかなか売り上げが伸びないことがあります。
今回、アップル社では、iPhone 5cとiPhone 5sという形でモデルを分けた上、容量はそれぞれ3種類、iPhone 5sはカラーが3種類、iPhone 5cに至ってはカラーが5色のバリエーションを持っています。このそれぞれのモデルごとに在庫管理をしなければいけません。どうしても人気のある色や容量に偏りが出てしまうので、いつでも在庫のあるモデルというのが、どうしても生じやすくなってしまいます。
また、iPhone 5s/5cが発売された傍らで、iPhone 5が投げ売り状態になっています。MNPだと一括ゼロ円でしかもキャッシュバックまで付いてきてしまいます。iPhone 5sや5cを買おうと思っていた人の中にも、投げ売りされていたiPhone 5に流れてしまった人も多かったのではないかと思います。
今回の3連休が終わってしまうと、しばらくの閒は商品の販売量が落ち着くのではないかと思います。一方で日本へは現在品薄になっているシルバーやゴールドのモデルが輸入されてくるでしょう。今後、iPhone 5sの在庫がどのような形で推移するのかが気になるところです。
【2013/09/24追記】
iPhone5Sは過去最高の売上を記録
在庫が残っているお店が多かったため、iPhone 5s/5cの売り上げはそれほどふるっていなかったのではないか?と思っていたのですが、9月24日にアップルより公表された数値によると、過去最高の売り上げを記録しているようです。3日間で両モデルをあわせて、900万台を販売しました。
昨年、iPhone 5が発売されたときには最初の3日間での売り上げ台数は500万台、一昨年のiPhone4sの際には400万台でしたので、大きく売り上げを伸ばしています。低価格モデルであるiPhone 5cを追加したこと、および販売地域を拡大したことが、販売台数を大きく伸ばしたことに寄与しているようです。
【2024年2月1日追記】
その後は結局iPhone5Sを購入し長い期間にわたって愛用
その後、私自身も2014年にNTTドコモへMNPで乗り換えた際にiPhone5Sを購入しました。iPhone5Sが発売された翌年のことになります。こちらでレポートしています。
その後は自分でバッテリーを交換することで延命して、トータルで4年ほど使い続けました。
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