ドコモでは一部の端末についてSIMロックを有料で解除するサービスを実施しています。
SIMロックは自社サービスのみでその端末を使えるようにするための細工のことで、日本ではほとんどの機種に対して、SIMロックが行われてきました。これは、端末を購入した消費者が容易には他社のサービスに乗り換えられないようにすることになります。電話番号は自由に携帯電話会社間をMNPで持ち歩けるようになったのに、端末は持ち歩くことができないのは、非合理的な話しです。
海外では、シンガポール、香港、オーストラリア、イタリアなどで、SIMフリーのiPhoneが販売されています。
こんな状況の元で、SIMロックをdocomoでは解除するサービスを始めました。
今回、iPhoneが発売されることになって、事前にどうなるのかの行方がよくわからなかったことが、ドコモはiPhoneのSIMロックを解除するサービスを始めるか否かです。
蓋をあけてみると、docomoではiPhoneでSIMロック解除サービスを実施しないことが明らかになりました。
ドコモとしては自社でiPhoneを取り扱うことができるようになった以上、あえてSIMフリーにこだわる必要はないと判断したのかもしれません。
少し、消費者から見ると残念な話しです。
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