月曜日の朝、会社でパソコンの電源を入れてみたところ、なぜか起動しません。起動プロセスの中のどこで止まっているのか確認してみると、BIOSのAHCI port 0というところで止まってしまっていました。
AHCIというものがなんなのかを調べてみると、下記のように紹介されていました。
Serial ATA2(シリアルATA2)で採用された、Serial ATAネイティブのインターフェース仕様。AHCIを利用するにはパソコン本体のチップセットやOSのドライバ、ハードディスクなどのSerial ATA機器がすべてAHCIに対応している必要がある。
どうも、シリアルATAに関連したインタフェースのようです。
BIOS画面に入って、HDDの接続状況を確認してみると、何も認識されていません。これは、ハードディスクに問題があると考えた方が良さそうです。
パソコンの筐体をあけて、ハードディスクの様子を確認しながらパソコンの電源を入れてみると、ハードディスクのモーターが回転していないようでした。
ハードディスクの円盤は回っていないのに、ヘッドのシーク音だけはジーと聞こえてきます。しかし、円盤は回っていませんのでデータを読むことはできないはずです。これがBIOSがHDDを認識できない原因のようです。
今回壊れたハードディスクはウエスタンデジタル社の160GBのハードディスクです。製造年は2007年なので、かれこれ6年間も動いてきたことになります。そろそろ壊れてもおかしくない時期だったのだと思います。
このハードディスクの中には、大事なデータも入っている(大至急必要になるような大事なファイルは共有ディスクにあるので大丈夫)ので、復旧業者にお願いしてみることにしました。ネットで症状から調べてみると、モーターが回らなくなっただけのハードディスクであれば、データを読み出すことができるようになる確率は高いようです。復旧にはそれなりの時間がかかると思いますので結果を待ちたいと思います。
パソコンが壊れたままだと仕事ができなくなってしまうので、ノートパソコンを借用し、キーボードやマウス、ディスプレイなどを接続して、ほぼ以前と同じように仕事ができるようになりました。
これを機会に自宅のパソコンについても、バックアップをとっておこうと思います。
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