CNETの記事を読んでいると、iPhone5sの販売台数はiPhone5cの2倍にのぼっているという記事がありました。
2013年9月にApple社が販売したスマートフォンの総販売台数のうち、iPhone5sが占めている割合が64%にまでなったようです。一方でiPhone5cについては、27%までにしかなっていません。その差は歴然です。
iPhone5cはカラフルでポップ、そして端末価格が廉価なところが最大の魅力だと思うのですが、意外と初期のiPhone5cの販売価格が高かったので、iPhone5sに人気が集中したところもあると思います。
iPhone5sと5cの占有率は91%
iPhone5sとiPhone5cを足した占有率は91%となり、残りの9%はその他の端末ということになります。
Apple社が販売しているスマートフォンの機種から考えると、iPhone4sかiPhone5といったところでしょうか。
日本では9月にiPhoneが大量に投げ売りされました。私の身の回りでもこれを購入した人がたくさんいます。9%だけということはないような気がしますが、どんな統計値なのかが気になります。
今後のiPhone5cについては、減産という報道も先週流れていましたが、この先どうなって行くのでしょう。すでに、ソフトバンクではiPhone5cを一括ゼロ円で販売するケースが出てきています。このまま、投げ売り用の機種になるのでしょうか。
Apple社にスティーブジョブスが戻った時、色々な機種が入り乱れていて分かり難かったパソコンのラインナップを、ノート、デスクトップ、そして普及機、高級機の4象限で思い切ってシンプルにしたことが成功につながった要因の一つだと、Think Simpleに書かれていました。今回、iPhoneのラインナップを増やしたことが戦略にどのように影響して行くのか気になるところです。
【2023/10/18追記】
私自身、iPhone5sは本当に気に入って長い期間にわたって利用し続けていました。その後、iPhone7、iPhone8、第3世代iPhone SEなどを利用してきましたが、iPhone5sは一番長く使っていたと思います。
結局、iPhoneの後継機種が何機種も出ていますが、あっと驚くような新機能は搭載されず、CPUが速くなり、メモリが増えて、カメラが高画質になり、iOSの機能が増えるということを繰り返しているだけのような気がします。
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