高速道路のETC割引が割引率が悪くなりそうです

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高速道路の渋滞

5年前から経済刺激対策の一環として実施されてきたETCカードを使った高速道路の割引制度が来年4月から見直される方向で検討が進んでいます。

11月29日に高速道路三社が自民党の調査会に出した案によれば、変更点は下記のようになっているようです。

平日昼間の3割引→廃止
休日都市部の3割引→廃止
深夜の5割引→3割引
地方の休日昼間の5割引→3割引
通勤割引 月あたりの利用回数が多いクルマに限定

これは、国民から見ると、かなりの制度の改悪になっています。

思い起こしてみると、当初は地方区間はどんなに走っても最大1000円という割引を実施していた時期もありました。この当時は本当にお得な制度でしたので、普段であれば滅多に行かないところにも随分出かけました。

しかし、この最大1000円は廃止されて、高速道路のETC割引だけが残った形になっていました。このETC割引も休日になれば、地方区間が5割引というのはなかなか魅力的だったのですが、3割引にあっしゅくされてしまうというかのは残念でなりません。

見直しの理由は、当初は期待していた一般道の渋滞緩和に効果が出ていないことや財源が無くなることがトリガーになっています。

新聞などの論調を見ると、ETC割引のような政策はいつまでも実施すべきではないというものが多かったです。私自身はこの政策の恩恵にずいぶん助けられてきたので、あまり大きな修正はされないまま、本案が具体化していってしまいそうなことはとても残念な状況です。

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