羽生PA上りで鬼平ワールドがオープン

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11月19日午前10時に、東北自動車道上り線の羽生パーキングエリア上り線で鬼平江戸処をオープンすると東日本高速道路が発表しました。

池波正太郎が書いた時代小説である鬼平犯科帳をモチーフにした施設で、江戸時代の街並みが再現されています。また、当時の主人公が食べたであろう料理を食べることもできるようです。

ちなみに、小説の主人公である鬼平こと長谷川平蔵宣似が生まれたのは1745年、江戸の町人文化が繁栄した文化・文政年間が鬼平犯科帳の舞台となる時期になります。この頃にどんな料理が食べられていたのかは気になるところです。

鬼平江戸処にオープンするお店は、食事処、売店をあわせて全部で9店舗です。食事はすべてフードコートでの提供になります。江戸の庶民に親しまれた食材を使った丼などの日常的な食事、鬼平犯科帳に出てくる軍鶏料理屋「五鉄」を再現した飲食スペースもあるようです。

街並みは両国広小路の賑わいを再現しており、その一角にある売店は小説に出てくる「目黒・桐谷の黒飴」、伝統的な工芸品や江戸老舗のお菓子、和雑貨などを扱っています。

NEXCO東日本では寄居パーキングエリア上りを星の王子様にちなんだ施設にリニューアルオープンしたりといった取り組みを進めており、今回の鬼平江戸処は二つ目の施設になります。

従来のパーキングエリアはどちらかというと画一的な施設が多く、あまり寄ることに楽しみはなかったのですが、この取り組みのように色々なバリエーションができることは、とても良いことだと思います。

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