2013年1月14日の大雪
昨年(2013年)の1月14日、東京は大雪のためにたいへんに混乱しました。この日は朝から雨が降っていたのですが、午前10時頃から雪に変わって、渡橋で8センチ、横浜で13センチの積雪を記録しました。この日は朝から千葉方面にクルマで出かけてしまい、帰り道は完全に混乱に巻き込まれました。
2014年2月8日は大雪の予報
明日の2月8日(土曜日)は同じような気圧配置になるため、東京でも未明から大雪が降る可能性があるようです。8日正午までの予想積雪量は東京23区で5センチ、多摩地域で10センチと予想されています。東京ではその後も降り続き、昨年1月14日に匹敵する積雪量になる可能性があります。19時現在の気象庁の予報では東京23区で15cmの積雪としていましたので、かなりの量です。もしこれだけつもるようなことが本当にあれば、東京周辺の交通は混乱に陥ることが想定されます。
また、昨年の1月14日よりも風が強いことが予想されています。気象庁は、大雪や暴風、高波に警戒するとともに、路面の凍結や交通機関への影響などに十分注意し、無理な外出は控えるよう呼びかけています。
融雪剤
これだけの雪がふるとなると、雪かきが大変になりそうです。家族がホームセンターで融雪剤を買ってきていました。10Kgで1000円ほどだったようです。
5Kgの融雪剤はすでに売り切れていたとのことでした。チェーンやスコップなど雪対策用品は飛ぶように売れているものと思います。
融雪剤がまかれている道路を通ることはよくあるのですが、自分で融雪剤をまくのは初めてです。どんなタイミングでまくのが良いのかネットで調べてみました。
☆凍結防止剤( 塩化ナトリウム )・ 融雪剤( 塩化カルシウム )の使い方
雪が降り始めたころでも良いようです。また、雪が積もった後でも融雪剤をまけば雪がシャーベット状になり雪かきがしやすくなると書かれていました。こちらを参考にまきたいと思います。
【2014/02/08追記】
融雪剤散布
2月8日の朝になり家の前の道路を見てみると、3cmほどの雪が積もっていました。天気予報で言っていたほどの積雪にはまだなっていません。ただ、10時過ぎには東京にも大雪警報が出たので、さっそく、融雪剤をまいてみました。直接、素手で扱うといけないということでしたので、ゴム手袋をはめての散布です。
1平米あたり一握り程度が目安ということでしたので、順次まいていったのですが、みるみるうちに雪が溶けていくという雰囲気ではありません。一通り10Kgの融雪剤をまいたあとに、様子をみてみることにしました。確かに、融雪剤をまいた部分は雪が積もるスピードが遅い感じもしますが、圧倒的な優位性があるところまでいかないようです。
融雪剤や凍結防止剤は水が凍る凝固点の温度を下げることで主に路面の凍結防止のほか、氷を溶かして除雪を助けるために使用されます。代表的な薬剤は塩化ナトリウムや塩化カルシウムで、塩化マグネシウムを使用したものもあります。
下記の薬剤の種類があります。
- 塩化ナトリウムは凝固点をマイナス30度以下にして雪をジワジワと溶かす
- 塩化カルシウムは凝固点をマイナス50度くらいまで引き下げ雪を強力に溶かす
- 塩化マグネシウムは塩化ナトリウムと似ていて雪を溶かすスピードは遅いものの金属やコンクリートを腐食させる力が弱い
- プロピオン酸ナトリウムはプロナトとも呼ばれるこの物質を塩化ナトリウムに1割混ぜた溶液で金属腐食量を従来の半分に抑えることができる(単価が高い)
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