NTTグループで携帯・固定セット割引が解禁の方向

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NTTドコモ

総務省が2014年2月中にも情報通信審議会の中で特別な部会を作って、NTTグループが携帯電話と家庭用の通信サービスをセットで利用する場合に割引になるサービスを解禁する方向で検討を始めるそうです。

 携帯電話と固定通信回線のセット割引については、すでにauやソフトバンクでは認められていて、消費者向けにサービスも提供されています。

特にauについては、スマートバリューというサービス名をつけて、最大2年間毎月1410円割引と、かなり大々的に宣伝しています。このセット割引は確かにお得なので、これがあるからauを使っているという職場も同僚もいます。実際、かなりお買い得だと思います。

NTTは携帯電話、長距離通信、市内通信など、総合的に力が強すぎ、第三者の企業が新たに業界に参入しにくいため、今まで会社の分社が続けられてきました。そして、これらの会社通しが手を組んでサービスを提供することも、業界の健全な育成に影響があるとして、一定の制約が加えられてきました。

しかし、auやSoftBankを使っていれば、携帯と固定回線のセット割引が受けられるのに、NTTを使っている消費者は割引サービスを受けられないという、消費者から見た時のデメリットも生じていたため、SoftBankやauの勢力が拡大してきた今、見直しをするのにはとても良いタイミングだと思います。

11月には審議会で結論が出るようですので、来年には新しい割引サービスが始まるのではないでしょうか。

今後の動向を注視したいと思います。

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