iPhoneのホーム画面を見てみると、「設定」のアイコンに「1」というバッジがついていました。何事かと思って、設定アイコンをタップしてみると、iOSのアップデートがあることをお知らせしていました。今度のバージョンは、iOS7.0.6です。
アップデートの対象機種は下記の通りです。
・iPhone4以降
・iPad2以降
・iPad mini
・第五世代iPod Touch
今回のバージョンアップではあまり大きな改変があるわけではなさそうです。調べてみると、SSL接続にかかわる動作上の問題などがアップデートしているそうです。
さらに、iOS6.1.6も公開されました。こちらの対象機器は下記の通りです。
・iPhone3GS
・第四世代iPod Touch
Apple TV向けのApple TV6.0.2も提供されています。これらについてもSSL接続時の問題が修正されているそうです。
この修正されたバグの内容はどんなものだったのか、appleの発表だけではよく判らなかったのですが、ネットで検索してみると、セキュリティ的にかなり深刻な不具合だったようです。
☆金曜日にAppleはiOS 7の深刻重大なバグを修復 | TechCrunch Japan
☆アップル iOS 7.0.6提供開始、SSLの脆弱性を修正。OS X にも同じバグ発覚 – Engadget Japanese
今回、iPhone4sをiOS7.0.6にアップデートしてみました。自宅のWiFi環境でiPhoneを充電しながらソフトウエアアップデートを実施しました。約15分強でiOSのアップデートが完了しました。特にホーム画面の見た目など、外から見ると何が変わったのかまったく判りません。しかし、ソフトウエアのバージョンを確認すると、間違えなく7.0.6になっていましたので、これで問題は解消されたのでしょう。
【2014/02/28追記】
iOS7.06にアップデートした一部利用者で、バッテリーが異常に消費されてiPhone本体が暖かくなるトラブルが発生しているようです。
☆【アップル】リリースされたばかりの「iOS7.0.6」にバッテリー消費が速くなる問題発覚 / 一部ユーザーの間で不具合発生中 | ロケットニュース24
もしかすると、さらに改良したiOSが公開されるかもしれません。私自身はアップデート後もとくにバッテリーの消費に関して問題は発生していません。
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