新宿駅西口と武蔵境駅南口を結ぶ「宿44」系統が大幅減便

当サイトの記事には広告が含まれます

宿44小田急バス 新宿駅西口

新宿駅西口と武蔵境駅南口との間を結ぶ、小田急バスの宿44系統という路線があります。昔、昭和30年代に長距離路線バスがたくさん走っていた頃から残っている路線で以前は東京駅と武蔵境駅を結んでいたものが新宿始発になって今に続いているようです。

この路線、一見すると始発駅も終着駅も同じ中央線の駅なので、あまり利用価値の無い路線のようにも見えるのですが、吉祥寺駅周辺を除くと、中央線から離れたところを走るので、実は利用価値の高い路線になっています。途中の主な経由地は、新宿→笹塚→永福町→吉祥寺→下連雀→武蔵境となっています。

現在もだいたい1時間に一本、一日あたり10往復程度の本数しか走っていない路線なのですが、この2014年3月から更なる減便が行われることが小田急バスから発表されました。

宿44 新宿駅西口~武蔵境駅南口 新宿駅西口発 11:45 17:15
武蔵境駅南口発 10:20 16:00

宿44 吉祥寺営業所~武蔵境駅南口 吉祥寺営業所発 9:50 15:30
武蔵境駅南口発 12:55 18:25

 ☆お知らせ詳細|お知らせ|小田急バス

新宿駅と武蔵境駅をフルに接続するダイヤは、一日2往復に大幅に減便されてしまうことが明らかになりました。

この路線、特にお年寄りが利用しているケースも多かったので、困ってしまう人がたくさん出てくるのではないかと思います。

ときどき乗った時には、意外と利用しているお客さんが多いという印象を持っていたのですが、採算の面から見ると、長距離を乗るお客さんが多いので、赤字路線だったのかもしれません。そういう意味では、東京23区と武蔵野三鷹では均一料金制度が取り入れられていて、大人210円よりも高い料金を設定できない路線の事情もあるのかもしれません。

コメント