富士そばの頭についている「名代」の意味と読み方とは?

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富士そば

 先日テレビ番組を見ていると、富士そばを経営しているダイタングループの話題を特集していたのですが、そこで意外に思ったのは「名代」の読み方です。

 「みょうだい」と読むものとばかり思っていたのですが、この富士そばの例では「なだい」と読むのが正解だそうです。

 調べてみると、「名代 みょうだい」は代理という意味、例えば父の名代「みょうだい」として出席しましたといった形で使い、名代「なだい」と読んだ場合は名物という意味になります。

 富士そば以外でも、とんかつ屋、鰻屋など日本で江戸時代あたりから親しまれている料理屋の名前に、名代がついていることがありますが、この場合は「なだい」と読んだ方が良いのでしょう。

 少し勉強になりました。

名代 – Wikipedia

蕎麦
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富士そば

 ちなみにこれも知らなかった話しですが、富士そばは下記のグループに分かれていて、それぞれのグループが独自の努力をしているそうです。

  • ダイタンフード株式会社
  • ダイタン企画株式会社
  • ダイタン食品株式会社
  • 池袋ダイタンフード株式会社
  • ダイタンイート株式会社
  • ダイタンミール株式会社

 近所の富士そばが上記のどのグループに属しているのか、確認してみるのも面白いかもしれません。

【2018/09/04追記】

 調べてみると、富士そばは1972年に「そば清」から現在の「名代 富士そば」に店名を変えたそうです。当時は街を歩いている人の35%に立ち食いそば店を知ってもらうことを目標にしていたとありました。今では、立ち食いそばを知らない人はほとんどいないと思いますので、目標は達成されたと考えて過言ではないでしょう。

 続いて取り組んだのが24時間営業です。当時は「真夜中にお客さんが来るわけがない」と反対する人が多かったそうです。

 実際に伊勢丹新宿店の裏手にある店舗で24時間営業を始めたところ、客入りは想定を超えていて、特にタクシー運転手の利用が多かったとありました。

 深夜営業は人件費単金が上がるものの店舗は24時間借りっぱなしなので、遊ばせておくのはもったいないというのは面白い着眼点だと思いました。

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