SIMフリー版iPhone5s 16GB+格安SIMを利用した場合の料金比較
はてなブックマークで人気の記事を探していると、下記の2つでどちらがどの程度お得になるか比較をしている記事がありました。
- SIMフリー版iPhone 5s/5cと格安SIM(OCNモバイルONE)
- ソフトバンクで普通にiPhone 5s/5cを購入した場合
☆SIMフリー版iPhone 5s/5cと格安データSIMで、縛りなしの格安iPhoneは実現できるのか…実際に試してみました:らばQ
この記事によれば、iphone 5s 16GBを新規で購入した場合を仮定して両者で比較をすると、2年利用でおおよそ格安SIM利用の方がiPhone 5sの16GB本体料金程度安くなるようです。
【2年間利用時の総支払金額】
- SIMフリー版iPhone 5s 16GB+格安SIM(OCNモバイルONE 30MB/日コース):9万7400円
- SOFTBANK iPhone 5s 16GB(ホワイトプラン) :16万5270円
【差額】 6万7870円
iPhone 5sを本体一括ゼロ円で購入できた場合の2年間総支払金額
とすると、本体一括ゼロ円で購入した場合がどうなるのか気になります。
DocomoのiPhone5s 16GBをMNPで、本体一括ゼロ円で購入できた場合の2年間支払総額は下記の通りです。
【1ヶ月あたりの料金】
- 基本使用料:0円(ドコモにのりかえ割)
- spモード:315円
- パケット定額サービス:5460円
- 月々サポート:-2940円
- 合計:2835円/月
【2年間あたりの料金】
6万8040円+事務手数料
全体の料金比較
もう一度、全部の比較をすると下記のようになります。
【2年間利用時の総支払金額】
- SIMフリー版iPhone 5s 16GB+格安SIM(OCNモバイルONE 30MB/日コース):9万7400円
- SOFTBANK iPhone 5s 16GB(ホワイトプラン) :16万5270円
- MNPでDocomoのiPhone 5s 16GBを一括ゼロ円で購入 :6万8040円+事務手数料
やはり、本体一括ゼロ円で購入できた場合の2年間総支払金額が際だって安いことが判りました。
【2014年4月14日追記】
MVNO業者のサービスプランが多様化
MVNO 業者のサービスプランは更にバリエーションが豊富になり、かつ大手キャリアと直接契約するよりも使い方によってはお得なプランが目立つようになってきました。
また、NTTドコモは業界の先陣を切って、電話がかけ放題、かつパケットを家族で分け合えるというプランを発表しました。このプラン、家族が多い私にとってはかなり安くなるのではないかとシミュレーションをしてみたのですが、意外と現在の料金プランと比較して大きな優位性というところまで行きませんでした。パケットも家族で取り合いになってしまうことを考えると、これならば、MVNOのSIMを導入したほうがまだお得なのではないかとも思いました。
総務省の統計によると、2012年末と比較して2013年末にはMVNOは30%も契約者が増えたということです。ある一線を越えれば、かなり認知度も上がって導入する人が一気に増える可能性があると思います。今後の動向が楽しみです。
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