月額税抜き933円で約10000本のドラマや映画が見放題となるhuluというサービスに引き続き加入しいろいろな作品を楽しんでいます。このサービスに加入してから、明らかにレンタルDVDショップに行く回数が減りました。自宅のブロードバンド環境だけではなく、モバイルでも簡単に楽しめてしまいますので、時代の進歩に驚くばかりです。
そんなhuluも日本のビジネスは日本テレビに売却されました。
そして、4月から日本テレビのドラマや映画がhuluを通して配信されるようになりました。そんな中で最初に見たのが「家政婦のミタ」、そして次に見たのが今回紹介する「ハケンの品格」です。
ハケンの品格は2007年1月から3月に放送されたドラマです。当時、オンエアされていたときにも見ていましたが、ほとんどストーリーを忘れてしまいました。今回、第一話からきちんと見てみると、いろいろと新しい発見もあり楽しむことができました。
派遣社員として食品会社「S&F」の営業事業部マーケティング課に2人の派遣社員が紹介されました。一人が大前春子(篠原涼子)、そしてもう一人が森美雪(加藤あい)です。大前春子は今までいろいろな会社で派遣社員としての経験を積んできて、しかもいろいろな資格も取ってきた特Aクラスのスーパー派遣です。時給は3000円以上とかなりの高額です。その持っている資格はあまりにも数が多すぎるので、履歴書に書ききれないようです。たとえば、食品衛生管理者、助産師、犬訓練士、ふぐ調理師、核燃料取扱主任者など本当に多彩な免許を持っています。これだけの資格を持っていれば必ず正社員としての道が開けると思いますが、正社員にはつかず派遣社員として仕事をしています。正社員にならないという信念の根底には会社を信用していないという面があるようです。
大前春子は絶対に超勤はしないと宣言しています。しかも、職場の飲み会にも参加しません。仕事とプライベートをきっちりと分けています。ストーリーが先に進むにつれて、大前春子がなぜこのような態度で仕事をしているのか、前歴などと一緒に少しずつ種明かしがあります。最初は銀行員として会社員をスタートさせました。周りからも頼りにされて明るい性格だったそうです。しかし、その銀行のリストラの対象になってしまい、そこから派遣社員として活動を開始しました。最初は時給600円のスーパーマーケットから始めたそうです。途中の職歴としては、魚市場で働いたこともあり、マグロの解体ショーまでできます。この魚市場では1年間働いたようです。
しかし、何でも得意に見える大前春子にも不得意なものがありました。お弁当の絵を描くシーンがあるのですが、森美雪が書いた絵に大きく負けてしまいます。
そんな大前春子が3ヶ月の契約期間をどう満了するのか、そして森美雪はどんな成長を見せるのか、そんな展開があるドラマです。日本テレビでは性格が際だった女性をテーマにしたドラマが何作かあります。たとえば、家政婦のミタ、女王の教室、ダンダリンなどです。何となく、このハケンの品格も同じジャンルのドラマのような気がします。
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