井の頭自然文化園から吉祥寺通りを歩き吉祥寺駅に向かっている途中、中央線ガード前の吉祥寺駅前交差点で信号待ちをしていると、東急側からこちらに向かってパトカーがやってきました。渋谷方面に曲がる右折車線の先頭にパトロールランプを回しながら停まっています。
一方で吉祥寺通りを井の頭公園の方からパトカーと向かい合わせる形で右折車線に一般車がやってくると、パトカーから「ここは右折禁止ですよ!」というマイクから拡声された声が聞こえてきました。そのクルマは指示に従い、隣の車線に行きました。
違反車両
そのあと、すぐに別の一般車が右折車線を走ってきました。こちらのクルマに対してもパトカーは「ここは右折禁止ですよ!」と声をかけますが、残念ながら一般車は右折を続行、それに続いてパトカーはサイレンを突然鳴らして違反車の方向に左折して違反車を捕まえていました。
この吉祥寺通りを北向きに走っている場合は、井の頭通りの渋谷方向への右折が、朝夕の一部の時間帯は出来ません。特に井の頭自然文化園のあたりから吉祥寺駅前交差点までは道が混雑しやすくバスが定時運行できなくなるため、真ん中の車線は該当の時間帯はバス専用レーンとなりますので、その延長で右折レーンもバス専用となります。
吉祥寺で営業をしているタクシーの運転手に対するアンケート調査の結果がWEB上で公開されていたのですが、この交差点でタクシーも右折ができるようにして欲しいという声が数多く上がっていました。三鷹駅周辺ではバス専用レーンにタクシーも通ることができるようです。ただ、このアンケートをとったのは平成22年、未だに対処されていないところを見ると、このままなのかもしれません。
右折禁止の時間帯は日曜日、祝日を除く下記の通りです。
- 午前7時から10時まで
- 午後16時から19時まで
知らず知らずのうちに右折車線に入ってしまう場合もあるかと思います。色々なところに注意を促す表示もあるのですが、気がつきにくいかもしれません。十分に注意した方が良さそうです。
【2019/06/24追記】
右折禁止の時間帯に吉祥寺通りから井の頭通りの永福町方面に行きたいときはどうすれば良いかも考えてみました。
吉祥寺通りと連雀通りがある交差する狐久保交差点で久我山方面に右折する方法が1つは考えられます。ひたすら連雀通りを道なりに行けばやがて人見街道と交わり、さらに道なりに行けば久我山駅付近で井の頭線を踏切で超えて、さらに進めば高井戸付近で環八と交差、さらにまっすぐに行けば、浜田山あたりで井の頭通りに合流できます。
吉祥寺駅前交差点で右折しないでまっすぐ進んだ場合は、東急百貨店を越えた先にある信号で右折、ヨドバシカメラの前で右折、突き当たりの東急インの前で左折して井の頭通りに合流する案も考えられます。
【2021/10/17追記】
事故発生
令和3年10月16日の午後2時半ごろ、井の頭通りと吉祥寺通りが交差するこちらで紹介した交差点で事故が発生しました。赤信号で停車していた60代の男性が運転する乗用車が動き出し、横断歩道を渡っていた歩行者や自転車を巻き込んでしまったことが報道されています。
周辺の注意が必要な交差点
むらさき橋交差点
こちらの吉祥寺駅前交差点以外で注意が必要な場所を紹介します。一つ目は三鷹市と武蔵野市の市境にある「むらさき橋」という交差点です。むらさき橋通りを走っているときも、玉川上水沿いの道を走ってきた場合も、この交差点では曲がっても良い方向が非常に限られています。警察官もよく監視しています。こちらの交差点で曲がる場合には、よく注意するようにしてください。
三鷹市役所前交差点
こちらは人見街道を西から東に向かって走っているときだけ注意が必要です。西から東に向かって走っているときにこの交差点で右折することはできません。前方から来る車(東から西に向かう車)は右折をしているので、つい逆も右折できると誤認してしまいそうなのですが注意が必要です。こちらも警察官がよく監視しています。
三鷹市塚交差点
こちらは連雀通りと武蔵境通りが交差しています。こちらの交差点では連雀通りを東から西に向かっているときに注意が必要です。右折することができません。
上記の三ヵ所で注意が必要なことについては、三鷹市の公式チャンネルでも紹介されています。
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