定額で映画やテレビ番組を見放題になるHuluは4月に日本法人が日本テレビに買収されました。Huluに対してはTBSテレビやテレビ東京、関西テレビなど多数のテレビ局が番組を提供していたので、日本テレビが買収後は各局がどのような反応をするのか少し心配に思っていました。
ただ、それほど心配しなくても良かったようです。このほど、NHKおよびNHKエンタープライズとのパートナーシップを通じて約800話以上の番組が追加されて配信することが決まったそうです。
今までもNHKのサラリーマンNEO、プロジェクトXなどの番組を見ることができましたが、さらに多くの番組を見ることができるようになります。追加で番組が大量に配信されることが決まったということは、最初に配信した番組の閲覧数が好調だったのでしょうか。Huluの公式ブログで追加される具体的な番組名も公開されていました。下記の通りです。
- 大河ドラマ 龍馬伝
- 大河ドラマ 篤姫
- 土曜ドラマ ハゲタカ
- 土曜ドラマ 外事警察
- 連続テレビ小説 てっぱん
- 連続テレビ小説 ゲゲゲの女房
- ドラマ 10 セカンドバージン
- BS 時代劇 テンペスト
- GIANT KILLING
- 忍たま乱太郎
- 武道館に桜が咲いた日 アンジェラ・アキ ライブ&ドキュメント
- 続・拝啓 十五の君へ アンジェラ・アキと中学生たち ほか
大河ドラマ(全98話)や朝の連続テレビ小説(全307話)などが対象になっていました。
テレビドラマに関してはTBSが大量に作品をHuluへ提供しているほか、4月からは日本テレビの番組も充実してきました。これに加えて、NHKがこれだけの番組を提供するというのはとても朗報だと思います。
これだけいろいろな番組が配信されていると、興味のある作品もかなりの数になって、なかなかすべて見切ることはできないのではないかと思います。
あとはキー局としては、フジテレビやテレビ朝日の参加動向が気になるところです。自局単独でオンデマンド提供しても、利用者は頭打ちしてしまうと思うので、ぜひ、Huluへの参加局が増えることに期待したいところです。今後もどんな番組が追加されていくのか楽しみになってきました。
【追記】
NHKの番組が追加されていましたので、さっそく「セカンドバージン」というドラマを見ました。出版業界で働く中村るい(鈴木京香)と日本の金融市場を改革したいと熱く語る鈴木行(長谷川博巳)との出会い、その後の行方について描いていく番組です。
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