iTunes Matchを導入してから一週間以上が経過しました。最初はセットアップにやたらと時間がかかり、4日間ほどでやっとセットアップが終了しました。ただ、その時点ではマッチした楽曲は全体の1/3ほどで、残り1/3がアップロード済み、残り1/3が待機中というステータスで、この程度しかマッチしないのか?と少し落胆していました。
ところが、それからさらに数日が経過すると、全体の2/3ほどがマッチというステータスになって、残りの大半がアップロード済み、ごく少数に不適格というステータスがつく程度まで改善されて、他のiPhoneなどの機器で音楽を共有して楽しむ土俵が揃いました。
今回、本格的にiTunes Matchを使ってみて助かっているのは、音楽の管理に関する手間がとても減ったことです。
今までは手持ちのCDをリッピングするときには、普段は使っていないデスクトップパソコン(母艦)を起動して、その中にあるライブラリにリッピングしたデータを蓄積していました。
ただ、パソコンはときどきしか起動していないと、Windowsが起動されてから色々なアップデートを見つけてしまい、そのインストールがもくもくと始まります。さらには、再起動を要求されて、いよいよ立ち上がったかなというところでiTunesを起動すると、今度はiTunes自身のアップデートを求められて、結局、CDの取り込みが始められたのは30分近く経ってからということがあります。また、母艦のライブラリにリッピングが終わったあと、今度はiPhoneを接続して同期をします。これまた時間がかかります。結局、一連の対応が終わるのに1時間近くかかってしまうこともありました。
(ずっと昔、まだLPレコードだった頃には、ウォークマンで聴くためにカセットテープへダビングするだけでLPレコードを通常再生するのと同じ時間がかかっていたので、それでも今は時間は削減されてはいるのですが・・・・・)
これが正直ストレスだったのですが、iTunes Matchが始まってからこのストレスが軽減されました。手元でいつも使っているノートパソコンでCDをリッピングして、気が向いたときにiTunes Matchを更新すれば、リッピングした音楽データは、iTunes music store上とのマッチング、またはiCloudへのアップロードが行われます。これが完了すれば、あとは母艦のデスクトップパソコンやiPhoneなど、必要な機器で気が向いたときにダウンロードすればOKです。
随分、時間を有効に利用できるようになり、効率的になりました。これで、年額3980円であれば十分に価値があると思います。今後もiTunes Matchを有効に使っていこうと思います。
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