新宿の運転免許更新センターで普通免許を更新しました

自動車の運転免許が更新時期をむかえてしまいました。免許の更新を知らせる葉書も来たので、どこで更新をするのかまずは考えてみました。

免許を始めて取得したとき、及び前回の免許の更新では東京府中市の運転免許試験場に行きました。前回の更新を府中で実施したときのレポートはこちらです。

府中はとても広い施設ですが訪れる人の数も多く、いつも混雑している印象があります。特に長時間待たされるというわけでも無いのですが、駅から離れていて、出勤する前に立ち寄るという感じではなくなってしまうので、今回は別のところに行くことにしました。

新宿の運転免許更新センター

今回の免許の更新は優良ではなく一般です。2年ほど前に岩手県の高速道路料金所で、後席シートベルトの装着義務違反を指摘されました。その後、数ヶ月無違反で過ごせば、点数そのものは消えるのですが、傷自体は残るので、次回の免許更新では優良ではなく、一般になってしまいます。

更新区分が一般だと指定警察署での更新手続きはできません。試験場か免許更新センターで実施することになります。従って、今回は免許更新センターの中から職場にも近い新宿に行ってみることにしました。

新宿の運転免許更新センターは西口から10分ほど歩いたところにある都庁の2階にあります。朝8時30分から開いていて、講習の第一回目が始まるのは9時です。今回は2回目の講習に参加できるような時間に行ってみました。

都庁の第二本庁舎は普段見慣れている高い第一本庁舎の新宿駅側から見て左隣にあります。

第二本庁舎の2階に運転免許更新センターはあります。9時ごろに更新の窓口に着きました。この日は蒸し暑かったので汗でいっぱいです。受付で書類の記入方法を教えてもらった後、記入してから四番窓口、こちらで更新手数料を払います。東京都の場合は交通安全協会への協力金を別に求められることはありませんが、講習会で使われている教材が交通安全協会のものだと事前勉強で調べておきました。

そのあと、視力検査です。眼鏡をかけたまま機会の中を見て、U字のどちら側に穴が空いているかを答えるタイプです。3回答えるだけで完了となりました。

続いて暗証番号を入れる機械の前に立ちます。この機械、単に入れた暗証番号をプリントするだけの機械のようです。特注品でなんだか高そうです。四桁の暗証番号を二つ打ち込みプリントした後、写真撮影をします。

【2023年3月8日追記】結局、ここで設定した暗証番号は使ったことがありません。何に使うのか調べてみたところ、免許証のICチップに格納されている個人情報を読み出す場合で、窓口などで本人確認に免許証を利用した際に暗証番号を求められる場合があるそうです。ただ、券面に印字されている情報だけで充分なので、暗証番号を求められたことはないです。なお、3回暗証番号を間違えるとロックがかかってしまうので、警察署などの窓口に行って解除しなければならないとのことでした。

これで事前手続きは終わりとなり、あとは講習を受けるだけです。講習を受ける会場は数十m離れています。こちらの受付で教室の番号と集合時間を指定されます。

講習が始まるまで少し余裕があったので同じフロアにあるタリーズコーヒーで休憩をしてから教室に向かいました。

優良の講習は30分、一般の講習は60分です。それぞれのコースが同時並行的に進められています。鮫洲の運転免許試験場はリニューアルしたようで、こちらをできるだけ利用するように促すパンフレットが配られていました。

受付の手続きは意外と間違えが多いようで、私は開始時間が間違えて指定されていました。また、私の前の席の人は教室の番号が間違えて記入されていました。講習が始まる前に職員の人が教室の中の受講者の講習指定書をチェックした中で見つかりました。その人は優良で30分の講習を受ければ良い人だったようですが、60分の講習の前半30分だけ出席するという措置が取られていました。本当にこれで大丈夫なのでしょうか。

これだけヒューマンエラーが出ているということは事務処理の仕組みに問題があるように思います。

教室の中は15人ほどの人だけでした。それほど混雑はしていません。

講習は前半が夕暮れ時からヘッドライトをつけようといった話しからここ数年で改定された法律の内容について説明があります。そして、後半がビデオで止まれの標識で止まることや交通事故被害者のご家族の話しなどがあります。このビデオを見ている間に免許証が準備されて、教室内で新しい免許が交付されます。

教室から出たあと、機械で本籍地を確認すれば、当日の更新手続きは全て完了という形になります。時計を見ると、午前11時10分前でした。約2時間弱で手続きが終わりました。