NTTドコモのdビデオとhuluを比較するとdビデオも意外と良いかも

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ドコモ

NTTドコモが提供しているサービスにdビデオというサービスがあります。今年の3月にSoftBankからNTTドコモにMNPでキャリアを変更した際に、iPhone5sには色々なドコモのアプリがインストールされていて、しかも端末を一括ゼロ円にする代償として店側から強制的に幾つかのサービスに加入させられてしまったのですが、無料解約可能期間のうちに解約してしまったので、どんなサービスなのか確認することもしませんでした。

現時点では、同様の動画配信サービスであるhuluに加入しています。サービスの内容としては満足しているのですが、huluの月額加入料金が1007円なのに対して、dビデオは540円と約半額になっているところも気になるところです。

また、2014年3月まではNTTドコモに加入しているユーザーに対する専用のサービスでした。また、対応する端末もドコモが提供しているスマホやタブレットに限られていました。(2013年5月からはパソコンやnexusなど他の機器でも視聴できるようになった)

また、2014年4月1日からはNTTドコモのユーザーでなくても誰でも加入できるサービスになりました。キャリアフリー化とも呼ばれているようです。docomo IDを無料で取得すればあとは各サービスの料金で使用できるようになります。

dビデオ(正確にはdビデオ powered by BeeTV)そのものは2011年11月から始まったサービスです。NTTドコモとエイベックス通信放送が組んで始まりました。映画やテレビ番組などが見放題となる定額制が特徴ですが、コンテンツの中には有料コンテンツも準備されている点がhuluとの違いです。(huluには課金コンテンツがない)

また、huluとの外形的な違いとしては、アニメーションについては別の配信サービスであるdアニメストアを通して提供されています。こちらも定額制のサービスですが、月額432円となっています。(huluは一つのサービスの中で、映画、テレビ番組、アニメが提供されている)

dビデオで扱われているコンテンツは、約2万タイトル(約92,000本)、dアニメストアは約900作品(14,000話)と発表されています。一方で、huluについては、約10,000本と発表するにとどまっていますので、もしかすると、dビデオの方がコンテンツの種類が多いのかもしれません。

dビデオは最大5台までの端末を登録できます。パソコンで利用する場合にはブラウザの種類(IE,Firefox,Safariなど)ごとに一つの登録とカウントされます。

一方でhuluについては端末の最大数に関しては制約を見つけられませんでした。特に制約は無いのかもしれません。私の場合はhuluを下記の機器から利用しています。

Apple TV → 大画面テレビ
PS Vita TV → 大画面テレビ
iPhone 5s
Xperia z
ノートパソコン
プレイステーション3 → 大画面テレビ

特にhuluではテレビに接続できる機器の種類が多いのが良いと思います。dビデオをテレビで見るためには、先日、日本でも発売が開始されたChromecastを利用するのが最も手軽かもしれません。

また、テレビで見るとなれば画質が気になるところです。huluはHD画質に対応していたましたが、dビデオはSD画質でした。下記の三種類のモードがあります。

・ふつう 200Kbps
・きれい 500Kbps
・すごくきれい 1.2Mbps〜1.5Mbps

しかし、dビデオでは今後はHD画質にも力を入れていくようで、5月15日以降、まず当初は100タイトル以上でHD画質のコンテンツを準備するそうです。

また、huluはリアルタイムでストリーミングをしながら視聴する方式になりますが、dビデオでは事前に端末にダウンロードを実施しておき、外出先で視聴するといった使い方ができます。ダウンロードする際にWi-Fiの環境があれば、LTE回線のデータ通信量の制約を回避することができます。

huluは外出先の他、自宅でApple TVやPS Vita TVを使って視聴することも多いです。現時点ではdビデオはChromecastやdスティックにしか対応していませんが、AppleTVなどに対応範囲を広げた段階で、huluからdビデオへの乗り換えを検討したいと思います。

【平成29年1月24日追記】

結局、このあとドコモのdビデオに乗り換えました。現在はdTVという名称に変更されています。新しいChromecastと組み合わせて、大画面テレビで楽しんでいますが、非常に快適です。

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