WWDC2014でiOSの次のバージョンであるiOS8について色々なことが発表されました。嬉しいニュースが多いですが、その中には残念なニュースもありました。
iPhone4ではiOS8を使えない
iPhone4ではiOS8にアップグレードすることができません。iOS8が利用できる最も古い機種はiPhone4sになるそうです。iOS7ではiPhone3GSが対象外になりましたが、OSのバージョンアップによって次の機種がまた対象外になってしまいました。
iOS8が公開されるときには、同時にiPhone6が発売されることになると思います。とすれば、iPhone6からさかのぼってくと下記のようになります。
- iPhone 6
- iPhone 5s
- iPhone 5
- iPhone 4s
- iPhone 4
従って、iPhone4は4世代前の機種ということになります。これだけ古い機種ということになれば対象外になることは仕方がないことかもしれません。
iPhone4をiOS7で使用中
私自身、iPhone4はまだ手元に残っていて、iOS7にバージョンアップしましました。さすがに動作が遅くて、常用するのは厳しい状況です。OSはバージョンアップをするたびに新しい機能を搭載するので、どうしても必要とするハードウエアのスペックが大きくなります。特にCPUの能力とメモリの量は大きく影響します。もしも、iPhone4がiOS8にバージョンアップできたとしても、もはや利用することは厳しい状況になってしまうでしょう。
パソコンもWindows Vista搭載の古い機種をWindows 8などにアップデートすると、かなり遅くなってしまいますので、Windows Vistaのままで使い続けた方が幸せです。同様に古いiPhoneについても、あまり最新のOSを追い求めない方が良いのかもしれません。iPhone4の場合は快適に使うことができたのはiOS6までだったように思います。
iPhoneの場合は2世代あとの機種が発売されたところで、端末の月々割が終わるので新しい機種に乗り換える場合が多いと思います。この際に古いiPhoneは手元に置いておく場合もあると思いますが、この時点のOSバージョンのままにしておくのが良いのではないかと最近は思っています。
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