Xperia Zにnanaco、Suica、楽天Edyをモバイル利用できるように設定してあるのですが、そのUIMカードを交換しなければならなくなりました。調べて見ると、UIMカードを交換すると機種交換したことと同じ状態になってしまうようです。それぞれ、微妙に対応方法が異なるので、やったことを整理しておきます。
・楽天Edy (電子マネー「楽天Edy(エディ)」 | 楽天Edyをはじめる | おサイフケータイの機種変更・譲渡時)
Xperia Z上で楽天Edyアプリを起動して、トップ画面の機種変更・その他をタップ、続いて機種変更を指定して、残高のお預けをします。この際にオートチャージの設定を解除しなければいけないのが留意点です。
そしてUIMカードを交換したあとで、また楽天Edyを起動して、センターに預けた電子マネーの受け取りをしました。機種交換時にセンターを介した受け渡しをすると手数料として100円がかかります。全てこちらで作業をしているので、楽天Edy側には何の手間もかかっていないような気がしますが手数料がかかるというのも少し不思議な感じがします。なお、今回さわった電子マネーの中で手数料を取られるのは楽天Edyだけでした。
・Suica (JR東日本:モバイルSuica>各種手続き>機種変更)
こちらもアプリを起動して会員メニューを開いてみると、携帯電話の機種変更というメニューがありました。携帯電話の機種変更を実施すると、元の携帯電話でSuicaの機能は使えなくなります。また、機種変更の手続きを改札を通ってJRを利用している最中に行うこともできません。あとは機種変更の指示に従って対応すれば、UIM交換後にもSuicaが利用できるようになりました。
・nanaco (電子マネー nanaco 【公式サイト】 : 携帯電話の機種変更について)
nanacoについてもアプリのトップ画面に「機種変更」というメニューがあります。ここでログインをして、引き継ぎ番号発行開始を指定すると、引き継ぎ番号を受け取ることができます。UIM交換後にこの引き継ぎ番号を使えば情報を引き継ぐことができます。
今回、一通り、各電子マネーで機種変更の手続きをしてみましたが、UIMカードの交換だけであれば、ここまでの手続きをする必要は無かったのかもしれません。ただ、UIMカードを変更して開通したあとでは、古いUIMカードを使ってももう通信ができなくなってしまうので、万全を期して機種変更の手続きにトライしました。
スマートホンはだいたい2年ごとくらいに、新しい機種に交換することが一般的になってきました。その都度、これだけ面倒くさい作業を強いられるのは厳しいと思います。
電子マネーが乱立してしまった現在、一つの規格に統一しろとまでは言いませんが、何かドコモで機種変更をするときの方法を規格化して一つの手続きで全てが完了するような仕組みにしてほしいところです。以前はicお引っこしサービスというものが提供されていたようですが利用者の減少を受けてサービスを終了してしまっています。
☆ドコモからのお知らせ : 「iCお引っこしサービス」サービス終了のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ
何らかの対応をNTTドコモにはお願いしたいと思います。
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