GIGAZINEを読んでいると、面白そうなカーナビの記事がありました。
☆激安で高機能カーナビをRaspberry Piで自作できるキット「iCarus」 – GIGAZINE
こちらのカーナビではRaspberry Piという英国で開発されたARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータを搭載しています。こちらがRaspberry Piです。
このボード自体は25米ドルまたは35米ドルで販売されている二つのバージョンがあるようですが、どちらにしても、とても安いです。こちらのボードにはOSにLinuxを使用することを意図していることがWikipediaで紹介されていました。従って、こちらのカーナビもLinuxをベースに構築されているのではないかと思います。
ハードウエアとしては、クルマの2DINフレームに収めることができるようになっています。液晶の解像度は800×480、液晶のレスポンスタイムは5-28ms、Raspberry Piコンピュータと液晶パネルの間はHDMIケーブルで接続されていると公式サイトで紹介されていました。GPSモジュール、FMラジオモジュール、4x50Wのアンプ、DVRカメラモジュール、WiFiモジュール、SDカードスロットが搭載されています。
こちらのメニューから機能を選択します。
こちらが、FMラジオのパネルイメージです。
インターネットラジオも聞くことができます。
こちらはMP3プレーヤーの画面です。
OBD2コネクタ経由でスピードメーターなども表示できるようです。
ドライブレコーダーとしても活躍できます。
GPSナビゲーションの画面です。
こちらが公式サイトです。
☆iCarus – Raspberry Pi CarPC | Home
機能の違いで、400ドル、350ドル、250ドルの3種類の製品があります。いずれにしても、2DIN型の組み込み型の製品としては、とても安いです。今まではカーナビメーカーの仕様に基づいた商品が提供されていましたが、もしかするとこれからは、少し詳しい人向けにこのような製品が受けるのではないかと思いました。WiFi経由でアプリをインストールすることで機能が簡単に増やせるなんていうことも出来るのかもしれません。
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