府中スマートインターチェンジの完成とトラブル時の対応

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 先日、稲城大橋から是政に向けて移動している際、府中バス停に併設する形で建設されてきたスマートインターチェンジの工事現場を通りかかりました。

 以前、通ったときには工事用の壁があり、どんな工事が行われていたのか見ることができなかったのですが、今回はその壁も取り払われて、ほぼ高速道路への導入路が完成していることが判りました。

 府中市の公式サイトに完成予想図があるのですが、まさにこのイメージ通りにできあがっています。

府中SIC
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山梨方面に行くときと山梨方面から帰ってきたときに利用可能

 このスマートインタチェンジができると、中央道の下り線に山梨方面への流入路、上り線には東京方面への退出路ができます。稲城ICがちょうど逆に取り付けられているので、ちょうど良い補間関係になりそうです。

 スマートインターチェンジだと、ゲートの前で一旦停車が必要なので、普通のETC対応料金所に比較するとスムーズではありませんが、それでも国立府中IC、調布ICの混雑もかなり緩和されることが期待できます。

 特に調布インターチェンジで中央道から出てきたクルマが下石原交差点で多摩川原橋、鶴川街道方面に曲がるので、右折車線の交通量がどうしても多くなってしまいます。

 府中スマートインターチェンジが出来れば、国道20号線を使わずに稲城大橋や是政橋を利用して稲城市に行くことができるようになりますので、ずいぶん下石原周辺の渋滞も解消されるのではないかと思います。

 また、スマートインターチェンジ周辺の道路についても整備されていました。

府中スマートインターチェンジ

 2009年に噂の東京マガジンという番組で、周辺を走行するクルマが増えることに伴う周辺環境への影響を心配する特集を組んでいましたが、歩道と車道も分離されていて、安全にも配慮されている様子がうかがえました。今回は中央道の南側しか見ることが出来ませんでした。中央道の北側は住宅地に隣接しているのですが、こちらがどの程度、安全に配慮されているかが鍵です。

 かなり完成時期が近づいていると思うのですが、まだ開通時期については公表されていません。開通の発表が待ち遠しいと思います。

【2015/02/10追記】

2015年3月7日に府中スマートインターチェンジが開業

 府中スマートインターチェンジの開通時期が2015年3月7日(土曜日)15時になると発表がありました。これが開通すれば府中バス停付近から甲府方面に中央道へのることや、甲府方面から東京に向かってきたときに一般道へ下りることができるようになります。

 特に調布インターチェンジについては甲州街道が混雑していると出口渋滞を起こしてしまって、高速道路の本線まで延々とクルマの列が続くこともありますので、もしも調布インター出口渋滞が出来ているときには府中スマートインターチェンジに逃げることができるようになります。

 八王子方面への入口は車長12メートル以下のETC搭載全車種、逆に八王子方面からの出口は車長12メートル以下の全車種が24時間利用することができます。こちらは料金均一区間内にあり、道路料金は八王子の本線料金所などで徴収済みとなるので、下りるときには料金所がありません。従って下りるときに限り、ETC非搭載車でも通行することができます。

 周辺の地図を掲載しておきます。

【2024年6月26日追記】

府中スマートインターチェンジでトラブル発生時の対応方法

 府中スマートインターチェンジが開通したあと、何度か利用しています。調布インターチェンジでの出口渋滞が減ったことが最も大きなメリットであったかもしれません。

 そんな府中スマートインターチェンジですが、先を走っていった車が何らかのトラブルでバーが上がらず、止まってしまいました。他のゲートもトラブルがあったようでバーが閉鎖されています。府中スマートインターチェンジの周りに係の人が待機しているような場所は無いので、もしかしたら駆けつけまで、ずいぶん待たされるのではないか?と不安が脳裏をよぎったのですが、そんな心配は無用で、係の人がすぐに駆けつけてきてくれました。このようなスマートインチェンジでも、係の人は常駐してくれているようです。

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