京王線の地下化完了に伴い鶴川街道の「調布鶴川陸橋」の撤去が完了していました

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京王線

鶴川街道は調布の下石原から町田市までを結んでいる主要な幹線道路です。こちらの道路は調布市内で京王線と平面交差をしているため、以前は慢性的な交通渋滞を引き起こしていました。朝夕のラッシュ時には踏切遮断時間は最大で1時間に34分にもなってしまっていたそうです。これに伴い渋滞の延長は最大で400メートルにも達してしまっていました。

そこで2001年度に東京都では事業計画、道路・橋桁予備設計および詳細設計を完了させて、合計で約2年というとても短い期間で陸橋の建設を終わらせて2003年3月末から調布鶴川陸橋の利用が開始されました。工場製品を多用して現場での工事期間や作業の最小化をするとともに、建設・撤去に伴う二次渋滞や騒音等の地域環境に留意した設計になっていました。

なぜ建設当初から撤去のことまで考慮されていたかというと、京王線が約10年後には地下に潜る計画があったためです。京王線が地下に潜れば踏切がなくなりますので、調布鶴川陸橋の必要性がなくなります。

京王線の調布、布田、国領各駅が地下化

私自身もこの鶴川街道を使うことは多いです。多摩地域から町田方面に行くときにはちょうど縦断するように行くことが出来ますので、とても便利です。クルマの運転を始めたときにはすでに調布鶴川陸橋が完成していましたので、鶴川街道の大渋滞に悩まされることはありませんでした。

京王線の地下工事化が終わったことで陸橋の撤去工事が始まりました。工事中は車線が規制されることもあり、下石原から先は道が混雑していることも多く、あえてここを通らずに、稲城大橋へ迂回して稲城駅付近で鶴川街道に合流していました。その調布鶴川陸橋の撤去工事も最近、気がついてみると終わっていました。調べてみると、2014年9月には工事が終わっていたようです。

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先日、工事が終わったあとの鶴川街道を走ってみましたが、陸橋もなくなって、見通しもよくなりました。こちらの道路は下石原から北の部分についても道路が整備されて、保谷まで快適に走ることができる道路になろうとしています。

調布保谷線を使って大泉インターから武蔵境駅まで

多摩地域を南北に結ぶ道は貧弱な道が多かったのですが、このように幹線道路が便利になっていくことは歓迎したいと思います。

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