4K液晶テレビは国内メーカーでは高付加価値商品として、かなり高めの値段で販売されていましたが、ここにきて海外メーカーから低価格商品が投入されることになりそうです。そのメーカーは韓国や中国などアジア系の会社ではなくPhilipsでした。大型40インチ液晶画面の4Kテレビで実売8万円程度になるようです。12月27日(土)には店頭販売される見込みと報道されていましたので、すでに販売が開始されているのでしょう。
型番は「BDM4065UC/11」で、ドスパラパーツ館では予価を税込80,820円としていました。
こちらが製品の公式サイトです。
☆Philips Brilliance BDM4065UC/11 – LED バックライト液晶ディスプレイ
価格comにはすでに12月28日の日付で商品のレビュー記事が掲載されていました。
☆価格.com – フィリップス BDM4065UC/11 [40インチ ブラック/シルバー] レビュー評価・評判
・画面は高画質
・少し液晶は白っぽい
・外観の質感は今ひとつ
・音質は悪い
という評価になっていました。
商品の解像度は3840×2160ドットで4K表示のときにはリフレッシュレート60Hzに対応しています。コントラスト比は5000:1と高めの設定でした。液晶パネルの応答時間は通常の設定で8.5ms、SmartResponse機能使用時が3msです。
端子は下記の通りです。
・DisplayPort
・Mini DisplayPort
・HDMI x 2 (うち一つはMHL対応)
・VGA
・USB 3.0ハブ
・音声入力端子
・ヘッドホン出力端子
楽天市場で検索してみると税込み・送料込みで9万円弱の値段になっていました。
いきなり、ここまで40インチの4K対応液晶テレビの価格が下がってしまうと、また国内のメーカーも追随せざるを得なくなり、価格競争につながっていくでしょう。この流れは液晶テレビが登場したあとの傾向と似ているので、このままでは、また国内メーカーのテレビ事業の業績に大きな影響を与えることになりかねません。国内各社が次にどんな手を打つのかが気になるところです。
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