NTTドコモが1月13日に同社の「dマーケット」で提供している以下の5つのサービスにおける契約数の合計が1000万件を突破したと発表しました。
・「dマガジン」
・「dヒッツ powered by レコチョク」
・「dビデオ powered by BeeTV」
・「dアニメストア」
・「dキッズ」
2011年11月に「dビデオ」のサービスを開始してから3年あまりで1000万契約を達成しました。
「dマーケット」はドコモが提供するエンタテイメントからネットショッピングまで様々な電子コンテンツや商品を提供するサービスです。各サービスの概要は下記の通りです。
・dビデオ 437万契約 月額税別500円
登録されている約23,000のドラマや映画などが月額固定料金で見放題になるサービス。コンテンツによっては別途料金がかかるものもあります。
・dヒッツ 254万契約 月額税別300円/500円
登録されている音楽が聞き放題になります。
・dアニメストア 152万契約 月額税別400円
登録されているアニメ動画が見放題になるサービスです。
・dマガジン 128万契約 月額税別400円
人気の雑誌100誌以上が読み放題になるサービスです。
・dキッズ 29万契約 月額税別372円
知育のコンテンツが使い放題になります。
dコンテンツを利用している全契約者のうち約半数がdビデオを使っていることになります。私自身もdビデオと契約をしています。もともとは、同種のサービスのhuluに入っていたのですが、月額料金がdビデオだと半分近くで、かつコンテンツの量も比較的充実していましたので、dビデオに乗り換えました。昔はdマーケット自体がドコモの契約者しか使えなかったのですが、ドコモIDを誰でも取得できるようになったのに伴って広く門戸を開放したのもdビデオと契約した理由の一つです。
ドコモのニュースリリースでは、契約者数の推移も発表されていました。
《契約数の推移》
日付 契約数
2011年11月18日 提供開始
2011年12月25日 10万契約を突破
2012年4月24日 100万契約を突破
2013年3月23日 500万契約を突破
2015年1月11日 1,000万契約を突破
10万から100万へ10倍になるのに4ヶ月間、100万から500万へ5倍になるのに11ヶ月間、500万から1000万へ2倍になるのに2年弱の期間がかかっていて、倍数で言うと少しずつ伸びが減っているように見えますが、絶対的な契約数で見ると大きく増えているので、ドコモの経営を安定させるのには大きく寄与しているのでしょう。
格安SIMが台頭してきたことにより、通話料やデータ通信量で大きく売り上げを伸ばすことは難しくなってきていますので、このようなコンテンツや商品の販売で活路を見つけるのは大切だと思います。
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