読売新聞の報道によると、今年の秋にも発売される新型プリウスでは、ハイブリッドシステムの改良や車体の軽量化により燃費が1リットルあたり40Kmの水準になるそうです。
この燃費はハイブリッド車、ガソリン車を通して現時点では世界最高水準になるというのですから、凄いことだと思います。
現在のプリウスでは1リットルあたり32.6Kmなので、二割以上の大幅な燃費向上です。現在のプリウスは初代から数えて三代目です。2009年に発売されてから既に6年が経過しました。発売当時は注文が殺到して、生産が追いつかずに最長で8ヶ月もの納車待ちが発生しました。
同じトヨタのアクアはハイブリッド車であり、1リットル37Km、スズキのアルトはガソリン車で1リットル37Kmを達成していますが、どちらもプリウスよりも小さなクルマです。一気にこの水準をプリウスは超えてきました。
読売新聞の記事では、
・ハイブリッドシステムの性能向上
・排気量1.8リットルエンジンの燃焼効率向上
・樹脂素材の採用、電池の小型軽量化による車体の軽量化
を燃費向上の要因として紹介していました。車両重量は現在の約1600Kgから100Kgも減るそうです。
燃費以外の着目点としては、高度な安全運転支援システムが搭載されるのではないかと言われています。プリウスはトヨタの看板のようなクルマでもあるので、最新の技術が採用される可能性が高いと確かに思います。
まだ、トヨタから公式に発表された情報は見つけることができませんでしたが、今後は公式情報も増えてくると思います。注目が集まるのではないでしょうか。
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